2005-09-01から1ヶ月間の記事一覧

内田樹さんがサボっているうちに「弱者2.0」とか言ってみるテスト

内田樹の研究室: 勝者の非情・弱者の瀰漫 「弱者に優先的にリソースを分配せよ。だが、それを享受する『弱者』は私ひとりであって、お前たちではない」と人々は口々に言い立てる。この利己的な言い分に人々は(自分がそれを口にする場合を除いては)飽き飽き…

ジョブズの卒業祝賀スピーチ

素晴しい!

「暇がつぶれてしまう」というRSSカテゴリ

カテゴリ(グループ)の命名が面白かったので、失礼を承知で人様のRSSリーダーにリンクします。ブックマークのタグも面白いのが多いです。「後で読む」というタグはよくありますが、「後で読まない」というタグを見たことがあります。思わず笑ってしまったけど…

郵便局2.0 その3 -- 登山者支援サービス

workshop PCエンジンおしゃれ計画で、郵便局2.0のアイディアを出していただきました。ゴルフ宅急便の登山者向けバージョンみたいなものを核にして、そこに付加的な双方向の情報サービスを付けていくということみたいです。非常に発展性のあるアイディアだと…

ホワイトバンド問題に議会政治の原点を見る

MetLog: ほっといてもいいほっとけない世界の貧しさ階層化の見取り図はわかりやすい。この問題のひとつのポイントは「広告代理店的戦略と倫理の関係」だと思う。商品を売る為のノウハウで良心を動員することの正当性をどう考えるかだ。その観点に問題を絞り…

「差別が生まれる瞬間」についての補足

諸悪の根源は物理的 (旧「がりゅう日記」):差別が生まれる構図で、私の差別が生まれる瞬間にコメントをいただきました。ご自分の経験を元に、基本的には肯定的にとらえていただいた上で、次の点に「違和感」を持たれたそうです。 謝罪する機会はあるだろう…

日々是チナヲチ。:オラオラ孔泉、「日本国民が総右傾化」て言ったらどうよ。

で、自民党の圧勝に終わった衆院選に対する中共の反応を楽しみにしていたんですが、目下のところは「新華網」(国営通信社・新華社のウェブサイト)も「新浪網」(SINA・大手ポータル)も同じ記事を使って特集を組んでいます。前掲の『中国青年報』の記事も…

玄倉川の岸辺:期待の重さ

私も、小泉さんに笑顔が無いのが気になっていました。 もし小泉総理が運命を思いのままに動かせるとしたら「自民党300議席と民主党110議席」よりも「自民党250議席と是々非々で話のできる民主党160議席」を望んだような気がする。かえってそのほ…

勝ち組はベーシックインカムをすでに容認している

ベーシックインカムとは、「勝ち組が自分の取り分の多くを一般人にタダで分け隔てなく与える」ということだと思うが、GoogleやSkype等のIT勝ち組企業は、すでにそれを実施している。磯崎哲也さんは「道に落ちてる直径30cmのケーキに出くわしたアリさんモデル…

She's not leaving home

ビートルズのShe's leaving homeは、ある水曜日の早朝、両親に気づかれないように静かに家を出ていく「彼女」を三人称で描写する場面から始まる。 Wednesday morning at five o'clock as the day begins Silently closing her bedroom door Leving the note …

差別が生まれる瞬間

先日、デパートのサービスカウンターに用事があって、行ってみると、カウンターの中と外で店員同士が話をしていた。カウンターのこちら側に、30代くらいのいかにもデパートの接客業務のベテランのような男性がいて、カウンターの中の女性店員に何か書類を指…

[?date=20050911#c01:title=創発的権力が局所的最適解に陥りやすいという問題]

確かに、これも大きな問題ですね。頭のいいやつが虎視眈々と見張っている中でバカの相手をさせるという2ちゃんねるの方法が、この陥穽を避けるという意味でも重要ということかもしれません。

郵便局2.0 その2 -- 分散コールセンター

私もひとつ思いつきました。通販の電話受けつけやプロバイダーのサポート窓口のような、電話の受付窓口を郵便局2.0が代行するという話。過疎地の郵便局に、サポート用の卓(IP電話+パソコン)を設置して、郵便局の既存ネットワークに接続する。中央で電話を受…

郵便局2.0 その1 -- 人間コンテンツまるごと発信サポート事業

ブクマの、tociyukiさんのコメント このブログの若造気に食わんと過疎地のじいさんが口述コメントする場を提供するてのはどう?名案だと思います。ビデオブログみたいなものが出てきたら、テキストを書くことや機械の操作が苦手な人にも、情報発信をすること…

次のビッグイシューはベーシックインカムだ!

前に取り上げた「民主党がとるべき道とは何か(インタビュー) - MIYADAI.com Blog」は、やはり選挙後に大敗した民主党への処方箋として提示されるべきものだったと思う。 「小さな政府」が「弱者切り捨て」を伴ってはいけないと主張し、「都市型弱者」であ…

労組は動員も失敗したがセンサーとしても機能しなかった

上の二つのエントリーを書いてから、選挙特番を見て驚いた。岡田代表の敗戦の弁の中に、ひとつ非常に重要な話があったのでメモ。「支持者の皆さんの手応えはあったが、それが広がらなかった」つまり支持組織はもっと楽観的で、ここまでの大敗は全く予想して…

創発的権力の汚染問題と純化問題

社会契約によって信任される権力には「汚染」問題が必然的に伴なう。与党は公約を信任されているので、族議員のような公約にない要素がその遂行を「汚染」することは問題である。新聞社は見識を信任されているので、自分が誇る見識のみに従って記事を書くこ…

創発的権力=トレーサビリティ+再帰的重みづけによる時間圧縮

私は、漠然とネットの中で自然発生する権力を創発的権力と呼んできたけど、ここで、少し形式的で厳密な定義をしてみたい。創発的権力とは「トレーサビリティと再帰的重みづけによる時間圧縮機能を持つURL評価システム」である。過去の権力との違いを抽象的に…

宇宙家族ロビンソン的過自助努力系

セカンド・カップ はてな店から テレビで見た映像では、車の中に陣取ったまま絶対出ないとがんばってるおじさんが印象深かった。でもって、様子から見てちょっと普通の精神状態には見えなかった。これは水害のパニックかもしれないし、それだけでもないかも…

Mellow My Mind - ネカマの見破り方や見分け方(検証編)

Google頼りで「SPFいくつ使ってる?」にシッタカで答えようとすると、失敗するという話。しかし、数日したら、「SPF」で検索すると上記エントリが出て来るようになって、ネカマでもそつない答ができるようになるだろう。「鼻から牛乳」英訳問題と同じ。こう…

ミギーのような「私」

僕の場合昔は「私」でした。今振り返るとなんか『寄生獣』のミギーみたいな雰囲気。顔がないというか人としてのあたたかみがないというか。今でもないかもしれんけど。うまい表現だ。「ミギー」はよくわかる。関係ないけど、なんで私が「ミギー」という表現…

郵便局2.0 -- 過疎地のオフィスを活用する方法

誰か書くだろうと思ってたけど、誰も書いてないっぽいネタ。郵政民有化で、過疎地の郵便局がなくなるって話は、基本的に間違っている。日本全国の過疎地にまんべんなくオフィスを配置している企業は郵便局しかない。宅配便屋さんは荷物を届けるネットワーク…

とりかご〜ガノタフィリピン戦線 - Z.民主党特集.何やってんの!

私はガンダムを全く知らないんで読まず嫌いで敬遠してたけど、知らなくても理解できた。ただ、Worldwalkerさんの岡田語録は、ソースの確認をきちんとした方がいいと思う。「言いそうなセリフ」のリストも面白いけど、それと「言ったセリフ」は区別した方が、…

内田樹の研究室: カトリーナのもたらした災禍

やっぱり、これは「階層」と「銃」の問題ですね。もちろん、災害対策としても不備があったんでしょうが、アメリカの一部の地域における完璧な災害対策とは、「武装避難民」という他の国ではあり得ない存在に対する対策を含んでないといけないわけです。そこ…

Life is beautiful: 理科系人間にも分かる郵便貯金の問題点

finalventの日記 - このあたり竹中の気持ちはわかるの(書かれなかった)続きがこのへんかなと思いました。「高リスクで低金利な融資」という不自然なものを潰してみたら、ワラワラワラと悪者が飛び出してきました。郵政民営化ってそれだけのことで、この不自…

まずは世界でなく自己、外でなく内に注目せよ

私のURLと「祭り」のある民主主義という記事が、〜大ブロ式〜 - ソーシャルブックマークこそが(市民)参加型ジャーナリズムである論に近いという指摘がご本人からあって、早速見てみた所、ずっとこちらの方が整理して書かれていますが、内容は確かに凄く近…

「月経血コントロール」から男が学べること

オニババ化する女たちという本はフェミの内ゲバとしか思ってなかったけど、読んでみたらぜんぜんそんなことはなかった。 今の九十五歳以上の方たちが二十代から三十代だったころ、といえば、もう七十年以上も前のことです。ほとんど完全にきものの生活であっ…

老人とお年寄り

老人のことを老人としか思ったことがない人がこれからたくさん老人になる。これは、世界史的にも例の無いことで、結構、大問題だと思う。これまでの老人問題は、老人のことをお年寄りと思っていた人が老人になった、という問題である。だから、老人は自分が…

音極道茶室: 著名ブログの「最初の記事」を集めてみた

面白いアイディアですね。文体についてですが、私は、何度かの試行錯誤の末、「文体スイッチヒッター主義」になりました。問題によって右打席に入ったり左打席に入ったりします。現実のスイッチヒッターと同様、なかなかうまくいかないけど。「僕」と「俺」…

英・インデペンデント:小泉首相の日本株式会社への猛攻撃でリベラルがあわてる

Independent Online Edition > Asia : app6 小泉首相は、以外にも日本株式会社を50年にわたって支えてきた「政官財」のトライアングルを攻撃する。イジワルで皮肉屋のイギリス人が、こんな素直な見方をするのは何故?あとこれやこれも、日本のメディアにはな…