1999-07-01から1ヶ月間の記事一覧

情報フィルタリング能力

「情報フィルタリング能力」というキーワードを思いついた。検索エンジンを利用する時も、掲示板やメーリングリストの議論を追っかける時も、たくさんのゴミの中で光るものをみつけなくてはいけない。タイトル、ハンドル、最初の2〜3行だけで、その情報の…

オープンソースジャーナリズム

東芝サポート問題は、「*オープンソース*ジャーナリズム」というものが存在し得ることを示した。言葉を変えれば「多くの目玉があればデマなんて恐くない」ということだ。ジャーナリズムにもソフトと同じように、工程というものが存在する。まず、関係者の取…

簡単に結論の出ない問題

読売新聞によるとハリウッドで「フランダースの犬」の実写版が作られるそうだが、この映画なんと結末が2とおりあるそうだ。原作どおりネロが凍死してしまうバージョンと、最後に助かり父親とも再開するバージョンができていて、各国の配給会社がどちらかを…

トンネル崩落とスペースシャトル

7/7の多事争論に面白い問題提起がある。なぜ、東海道新幹線でなく後からできた山陽新幹線でトンネル崩落の事故が起きたのか?同じことが、アポロ計画とスペースシャトルにも言える。アポロの方が先行していて、ずっと難しいことをやっている。それなのに爆発…

オカルトは初恋の味?

いよいよ1999年7の月だが、私はノストラダムスについていつも思っていることがある。ノストラダムスの「諸世紀」は詩である。それも比喩や音韻などを駆使した非常に文学的な詩である。日本で言ったら、万葉集とか古今集とかそういうものである。ノスト…

マーブルケーキ

うちの奥さんが「今、自分はマーブルケーキ」と言った。2つの自分が中途半端に交じり合っていてすごく不安定で苦しいと。彼女には「自分のことを忘れて他人のためだけに生きる」モードと「他人から逃げて殻に閉じこもる」モードがあって、切り替えながら生…

宮台真司

「正直である」ということは最も基本的な道徳のひとつだと思う。私はプログラミングという自分の商売の中でこれを実感している。正直な技術が結局伸びる技術である。ただ「正直」という時に、現実をちゃんとあるがままに先入観無しに見る、ということと、自…

遠い親戚の通夜

遠い親戚(従姉妹のダンナの母親)が亡くなってお通夜に行ってきた。従姉妹と言ってもかなり年の離れた人で、学生の時に下宿させてもらっていたこともある。世話にはなってるけど縁が遠すぎるので、行くべきかどうか迷ったけど、連絡が来たのでとりあえず行…