2008-12-01から1ヶ月間の記事一覧

インターネットのハンドルとエンジン

Amazon.co.jp: アンパンマン よくばりGO!GO!ハンドル: おもちゃ子供は、こういうハンドルのおもちゃを与えられて、車を所有し自由に操っているような錯覚をしてしまう。「インターネット」についての議論を見ていると、これと似たような違和感を感じること…

ヴァーチャルと別のヴァーチャルの分水嶺

2008年は、ネットとリアルの本格的な衝突が始まった年だと思う。毎日新聞の変態事件とかダウンロード違法化とかストリートビューの問題とか、ある意味では以前からあった形の衝突ではあるけど、一段と混迷の度合いが深まり、のっぴきならない事件となった例…

RailsとMerbの合流についてあれこれ

これって、ある意味、オープンソースプロジェクトの凄みが見えてくるすごく衝撃的なニュースです。そこで、なるべく、IT業界に関係ない人にもわかるように、このニュースの意味をいくつかの側面から考えてみたいと思います。 ビジネスではあり得ないことが起…

2003年の「圏外からのひとこと」を振り返る

年末で「今年一年を振り返る」系の話がたくさんありますが、ちょっとヒネって「このブログの5年前を振り返る」という企画を立ててみました。私がブログ(当時はWeb日記と言っていましたが)を書き始めたのは、2002年の11月です。当初は、tDiaryというWeb日記の…

SoulHack #8 「厳密さ」「客観性」以外にもうひとつ支点を持とう

技術評論社のWebマガジン、エンジニアマインドのNO8.が公開されました。合わせて、私が連載させていただいている記事の第8回も公開されました。 エンジニアのためのSoulHacks:SoulHack #8 「厳密さ」「客観性」以外にもうひとつ支点を持とう | エンジニアマ…

WSJの誤報炎上について

WSJが誤報で炎上している模様。このエントリがわかりやすい。 Google、ネット中立性で方向転換?それともWSJの勇み足? | JOURNAL | FERMAT 日本からYouTubeを見ると、同じ動画ファイルが何十万回も太平洋を越えてダウンロードされる。これはどう考えても無…

zoomin/zoomoutを繰り返すことによって見えてくる世界

サイバーカスケードという話に前から疑問があった。 インターネットには、同じ考えや感想を持つ者同士を結びつけることをきわめて簡易にする特徴がある。つまり人々は、インターネット上の記事や掲示板等を通じて、特定のニュースや論点に関する考えや、特定…

第21期竜王戦 -- 高速道路の先にある名勝負

渡辺竜王対羽生名人の第21期竜王戦7番勝負が凄いことになっています。もともとこの戦いは、世代対決という要素もある上に、勝った方が初代永世竜王の称号を獲得する重要な意味を持つタイトル戦ということで話題になっていましたが、いざ始まってみたら実際に…

「結果の平等」と「変化の不平等」

今日の読売新聞で、2008年の論壇を「『新自由主義』崩落の年」と総括していた。 これらの危機や問題には共通の根があることを、今や私たちは知っている。小さな政府を志向し、社会の隅々までを市場化し、すべてを個人の能力に帰していく「新自由主義」である…