2000-05-01から1ヶ月間の記事一覧

断行

今日は、3つめだ。もういいかげんにしようと思ったのに、*JMM*め、面白すぎるぞ!JMMで村上龍が、与党3党の選挙公約を全文示して、コメントを求めた。「実現の手段がない」「契約の概念がない」という当然の意見もおもしろいが、「サラリーマンがこんな文章書…

リアリスト

日曜日のテレビで桝添要一が「たいへんお世話になったかかりつけのお医者さんがいて、その息子が後をついで開業したけどこちらはバカ息子でとんでもない薮だったとします。あなたは自分の体が本当に悪い時、義理をたててこの息子にかかりますか?」と言って…

揺らしたい

バスジャック事件の母親は、入院を拒否されて途方にくれていた時に、ある有名な精神科医に相談して口添えをしてもらってやっと入院させた。この時、親はその精神科医にちゃんとお礼の手紙を書いて、さらにお礼の品として陶器を送ったそうだ。この人は、事件…

『公共投資』という言葉を見たら、長島巨人を思いだせ

昨日の話を要約すれば「『競争力がなんたら』という新聞記事を見たら、K1の日本人選手を思いだせ」ということだが、同じパターンでもうひとつネタを書くと「『公共投資』という言葉を見たら、長島巨人を思いだせ」となる4番打者のかわりに大魔人を2〜3人そろ…

バンナ凄い!

バンナ凄い! 今日の相手はあまり有名な奴ではないが、2m10cmの巨漢のわりには体もしまっているし動きも速い。しかし、バンナの敵ではなく、フックがちょっとかすっただけで、眠るように沈んでいった。忍者が横から吹矢でも使ったみたいだった。その前の日本…

偶然性と必然のハザマ

WEBサイトというのは、よく整理されていてアクセスしやすい方がいいに決まっていると思っていたが、案外、逆なのかもしれない。今日、HotWiredの古い記事を探していたら、迷子になってしまった。あそこは、玄関から直接行ける所はカッコよくて見通しがいいの…

夢オチ

運転中、隣の車で少年が4〜5人で何か悪いことをしていたので、窓を空けて注意した。そして、その少年が捕まったようなので、面会に行くと「テレビを壊したい」と言っていたので、それくらいはいいだろうと考えている・・・・・・というのは夢です。本当に少…

仕事がしたくて泣く

去年、巨人の上原がベンチから敬遠を指示されて泣いた場面が話題になったが、いいピッチャーというのはそういうもので、いいバッターと勝負したくてしょうがないのだろう。さすがに泣いたのは上原が初めてだろうが、敬遠指示であきらかに不満げな顔をしたり…

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村上龍が、ジャズや印象派を例にして、芸術における潮流がある時期が来ると突然終わってしまうのはなぜかという疑問をJMMに書いていた。 さらに不思議なのは、たとえばバッハにおける対位法など昔の作曲技術が解明されているのに、バッハを超えるバロック音…

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子供が問題を起す場合は、子供を見るより親をカウンセリングしたり治療するほうが話が早いと言う専門家が多い。その説を日本全体に適用するならば、若者の凶悪犯罪多発も、テレビゲームや受験戦争がどうのこうのでなく、大人のあり方を考えたほうがいいのか…

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ラジオで最近の子供のごっこ遊びが変化したという話をしていた。ままごとに必ずペット役がつきもので、しかも、ペット役をやりたがる子供が多いそうだ。そして、なんでペットがいいかと言うと「ペットはかわいがってもらえるから」と言う子供のインタビュー…

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昨日は幕末の志士をほめたけど、あれはごく一部の例外であって、大半は何かの流行みたいに右往左往していただけだ。だから、司馬さんのような人にちゃんと発掘してもらわなければ、知らないままだ。逆に言えば、現代でもちゃんとものを考えている人はいるも…

司馬遼太郎の「峠」

ある*司馬遼太郎*のファンの人が「峠」がいいと言うので読みかえしている。一度読んだが、正直言って河井継之助などという超マイナーな人が主人公なので、あまり印象に残っていない作品だった。しかし、今読むとこれがおもしろくておもしろくて。幕末の話な…

ビジネスの外側で下剋上

ネットによって今起こっていることは、ITと*オープンソース*という2つの言葉に集約される。ここによくまとめられているが、 ITというのはビジネスの世界に起こる究極の下剋上だ。しかし、これはあくまでビジネスの中での革命である。ビジネスの外側で起こる…

正気と病の同居

河合隼雄*さんが言っていたのだが、不登校の子供が大人をひっかきまわすケースがあるそうだ。例えば、保健室登校をしている子を教室へもどすかどうかで、養護の先生と担任の先生が口論になってしまう。熱心でふだんは穏やかな先生同士が喧嘩になってしまい、…

「28才」と「景色」

どちらも10年以上前の曲なんだけど、今年、2000年になって何を表現したのかわかってきたような気がする。テーマは「日常」「圧迫感」「狂気」「破滅」。やっぱりミュージシャンっていうのは、無意識に何かを予感していたのかあ。ポップスっていうのは、何か…

祈り

田口ランディさんの日記(5/4)で素晴しい言葉を見つけました。 「人間は自然に意味を与える存在。人間は自然に神を見いだす存在。人間がいなければ、自然のなかに神も存在しない。だから人間と自然は対等なのだ」(アシリ・レラ) 「人間が与えた意味を、自然は…

生き方を変えるのは大変

「法の華」の教祖が逮捕された。ゴーストライターを使ってたり、金の使い道がめちゃくちゃとか警察や検察当局から見ると、あれはわかりやすい事件のようだ。 *宗教*関係でなく、普通の詐欺事件を扱う部署が担当しているという話を聞いたこともある。しかし、…

「狙撃」という選択肢

バスジャック事件について、よくテレビで見る危機管理の専門家が「あれは狙撃で解決すべきだった」と言っていた。すると司会者が「という提言もあります」とか言ってなんだかアセっている様子だった。その人はこの手の事件ではよく見る顔なのだが、そういえ…

おしりをうたれたヤクザの夢

おしりを2発銃でうたれたヤクザが入院していて、私は病院で迷ってまちがってその部屋のカーテンをあけてしまう。なまなましいキズアトが見える。右のおしりの上の方に縫ったあとがあり、下の方に穴がある。あわてて逃げだすが、後になってその人に呼ばれる。…

17才の祖父

病んでいるのは17才*じゃなくて、大人の方だよ。特に40代以上。バスジャックじゃない方の17才だけど、あの子の家庭相当危ないね。おじいさんとおばあさんがテレビで喋ってる。喋ってることはどこもおかしくないけど、喋れることがおかしい。たとえ、レポータ…

17才罪法案

先日、*17才の少年が精神病院から一時帰宅した日にバスジャックという大事件を起こしたが、ああいうものを野放しにしておくのは非常に危険である。だいたい、精神病であるかどうか認定しなくはつかまえておけないというのがまどろっこしい。 17才という危険…

インサイダーとエイリアンしかいない世界

私は某大手電機メーカーの関連会社にいたのだが、そこではトラブルを収拾するのに、課長があやまるか部長があやまるかあるいはもっと上が出てくるか、そういう所に微妙なランクがあった。客の方でもそれを充分承知していて「まあ、事業部長が出てきたから今…