2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「降りる自由」関連のツッコミに応答

AoiMoeさんAoiMoeさんが、私の書いたものを面白がってくれたことと、自分の態度をいくらかでも明らかにしてくれたことは、ちょっとうれしいです。「私の立場が流れに対して比較的中立で、そして急進的であることに否定的」というのをどこかでもう少し詳しく…

メタメタのギトギト

確かにここを切り取られてドキっとしたのですが、それは本質的でない所だからということでは全然なくて、「この言葉はいったいどこから出てきたのだろう?」と自分で疑問になりました。その疑問をかかえて一日たって、ふと自分がちょっと変な風に疲れている…

promoted by 検察

ボブ・サップがテレビで「ホーストよ。おまえはウジ虫だ。おまえなんか1分でメタメタのギトギトにやっつけてやる」と言っているのを見て、「ああ、この人は、ホーストという人がよほど憎いようだ。しかも、チャンピオンを1分で倒せる自信があるとは何て強い…

バザールモデルの中の「モダン」性とその超克

私には解けない謎がひとつあります。そして、この謎は誰かがさんざん考えていることのような気がする。そこで「教えてエライ人」モードです。「バザールモデル」は潤沢な在野の知を浪費する方法論です。つまり「唯一の正解」を求めない。少なくとも論理的、…

バザールモデルの汎用性

ひとつ想像してほしいのですが、みなさんのアンテナやブックマークにあるWEBページを印刷して、10年前の自分に送りつけたとしたら、10年前のあなたは何を考えるでしょうか?おそらく、10年前のあなたには全く意味の無い情報、理解できない情報もいくつかある…

オープンソースから「降りる自由」

上で書いたことは、現代思想や社会学の世界では言いつくされていることのような気がして、ちょっとWEBサーフィン(死語)してみたら、面白いくらいすぐ見つかりました。 http://d.hatena.ne.jp/oxyfunk/20040220 http://d.hatena.ne.jp/gyodaikt/20040213#p1 h…

「○○でない」という主張の微妙な狡さ

OSDとオープンソースを巡ってのまつもとさんと塩崎さんの論争ですが、ここで塩崎さんは、自分の主張の動機として次のように言っています。 俺に火の粉が飛ばないうちは君が何をやろうとどうでもいいけど、 頼むから俺のほうに火の粉を飛ばしてくるなこれは、…

次は勘定系データ

20年前なら、4.7Gバイトのデータ盗難なんて言ったら、2トン車三台くらいで乗りつけて、マシン室の壁を爆破して、「えっさえっさ」と運び出して、無事持って帰ったはいいけどそれをコピーするのがまたひと苦労。だって、4.7Gの磁気ディスク装置を装着してマシ…

青色LED訴訟地裁判決の批判の仕方

なるほどなあ、と思わされた記事。なんで、今頃になってリンクするかと言うと、セキュリティホール memoに脆弱性に関する情報をお寄せくださいというニュースが出ていて、 Microsoft が、ついにというかやっとというか、日本語での脆弱性情報の受付を開始し…

即物的な超越性

《陸這記》 crawlin’on the groundに、オウム真理教に関する非常に鋭い指摘がありました。 オウム真理教(とくに実行犯となった信者たち)が当時、あれほどまでに異様な迫力をもっていたのは、彼らのやったことが宗教的な行為だったからというよりは、(宗教…

あるプロバイダに個人情報を一方的に開示されてしまいました

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木村剛と木村祐一

確かに似てる。しかも顔以外にも似ているものがある。しかし、それがなんだかうまく言えない。

[好奇心/善意]の[利点/リスク]

上のサイトの別館の渉雲堂日記に市民講座講師大激怒の謎という面白い文章がリンクされていました。 精神衛生の啓蒙においては、知識以前に、他人の精神的危機に首を突っ込むことの、いささか出歯亀的動機のもつリスクと、そのリスクをあえて犯すことへの責任…

「時間がない」で検索すると・・・

面白いことを考える人がいるものです。

Beyond氏の「部族長」を探る人たち

自衛隊贈り物めぐり族長から不満もなんてニュースを読むと、イラクでは部族同士の力関係を把握して事を進めないと、何事もうまくいかないようです。パブリックな組織と別に、こういう私的な組織が影響力を持っているというのは、どこの国でもあると思います…

妖精現実さん 面白すぎ!!

例えば、王様が大きなおならをして、「思ったほど臭くない」などとコメントしていたら、 「勝手ににおいをかぐな」と訴えられたようなものだ。理論的には理解できる部分もあるが、 そもそも、漏れてはいけないものを世界中に漏らしてしまったずさんな管理の…

FlowerLounge: Untitled #01

オリジナルかコピーかの二元論で語るのはもうやめよう。 何もないところから人は何も表出できない この世の全てを編み込みながら 紡がれるタペストリー 重要なのは素材ではなく 編み方 素材をもって新しいものごとを生み出す 係数としての編み方ではないかそ…

living with disparate audiences

Blogを書くことの心理的負担とそれを上回る魅力に「共通点のない人々(disparate audiences)に向けて書くということの難しさ」という章があって、 ネット上で多くの読者に向けてモノを書くという行為で、乗り越えなければならないハードルは、この「disparate…

日本の情報投資額、実はバブル期の1.5倍、そのうち9割が無駄

「そのうち9割が無駄」というのが、業界の末端にいる者の実感にけっこう近いです。9割は煽りすぎだと思うけど、7割くらいは無駄だと思う。

nobuのメモ帳: 景気はとっくに回復している

世の中の景気は、とっくに回復している。昔ながらの商売をやっている方々がいまだに困っているだけだ。そこに気付いた人々は、今、猛烈に忙しい生活を送っているのが現状だ。統計にはっきり出てくる日も近いだろう。やっぱりそうなんだろうな、という感じで…

「情報の奴隷」の根源的な動機

「情報は自由になりたがる」とはかつてハッカーより出でし言葉だったと思うが、真に自由に、解放されたかったのはその情報へと投影された彼ら自身の「自己」だったように思えてならない。私のなかのムスカ大佐に書いたことと、『攻殻機動隊』の「素子=人形…

「自分は偉い」というテーマを表現するパフォーマー

現代アートは自我という神話が崩壊する時代を反映し、「表現すべき内的衝動」を否定し、どこまでも空虚を目指した。/ しかし、実はそういう現代アートには芸術史上最も醜いテーマがむき出しになっている。/ 何でもいいから有名になりたい。オレはエラい。み…

こんな親の子、就職はムリ!

From void GraphicWizardsLair( void ); //。 「30年前の就職ノウハウしか持っていない親に、何の抵抗も無く受け入れられる会社は30年で大企業病になっているんじゃねぇか?」と言うotsuneさんには当然まるごと同感なのだけど、これはちょっと認識が甘いと思…

変異する情報

養老孟司さんが「情報は変化しない、生命は変化する」というようなことを言っていました。そうすると、「情報に関する情報」は永遠に有効で「生命に関する情報」は有効期間に限りがあります。例えば「essaは近頃、薄毛に悩んでいる」という情報は「生命に関…

地獄のホームパーティ

先日、紹介したアメリカ人の食生活に関して、もうひとつ現地からの証言が・・・ 当然相手にもよるんですが、アメリカのホームパーティは得てして拷問です... 「うちのママの作った○○はうまいだろう」とか言われても当然、プロスポーツ選手や超エリートサラリ…

PageRankを計算するRubyプログラム

実にわかりやすい。From えとせとら

「木星」が巡回対象、しかも実装済

ボクと sixamo と sixamo の生きる海という人口無脳の書く日記がありますが、これがもう面白いのなんのって。 そういうわけで、平原綾香さんのカバーするホルスト作曲の 「木星」 を巡回対象として狙ってたり。 やはりプラグインではない方向で実装しました…

「時間がない」と言う人は今やるべきことをやってない

という言葉が、今日立読みした本に書いてあって、後でよく考えるとこれは鋭いかもと思って、やっぱり買おうと思ったけど、もう一度本屋に行く時間がない。 聞こうと思うならまず黙らなくてはなというゲドの師匠、オジオンの言葉を思い出してしまった。

Orkutの成功する理由

http://blog.japan.cnet.com/umeda/archives/001023.html 誰でも簡単に参加でき、その雰囲気を経験することができるので、自分の意見を表明しやすいからだろう。面白いと興奮する人もいれば、くだらないと一顧だにしない人もいる。ソーシャルネットワーキン…