「自分は偉い」というテーマを表現するパフォーマー


現代アートは自我という神話が崩壊する時代を反映し、「表現すべき内的衝動」を否定し、どこまでも空虚を目指した。/
しかし、実はそういう現代アートには芸術史上最も醜いテーマがむき出しになっている。/
何でもいいから有名になりたい。オレはエラい。みんなに尊敬されたい。オレオレオレ。そのオレ自体は空っぽなのに。/
空っぽの人々が、別に言いたいこともないのに、とにかく有名になりたい、有名になれるはずだと無闇に信じる現代社会。/

猪瀬直樹村上隆が例として適当なのかどうかはわかりません。ネタ元の北沢かえるさんが言う、「泥棒!呼ばわりしてショック死」事件との関連もますますわかりません。

でも、この文章はいいと思いました。