妖精現実さん 面白すぎ!!


例えば、王様が大きなおならをして、「思ったほど臭くない」などとコメントしていたら、 「勝手ににおいをかぐな」と訴えられたようなものだ。理論的には理解できる部分もあるが、 そもそも、漏れてはいけないものを世界中に漏らしてしまったずさんな管理のほうの責任はどうなるのか。


盗賊を罰したいのは分かるが、わたしたちは盗賊ではない。 「このような根拠から、これは実際に城から出た宝石と思われる」などと議論しているだけで、盗賊扱いされるのだ。かれらの論理では「議論はすべて当社の許可を得なければならない」となるのだが、 それでは実りある自由な議論は生まれない。


質問1: 当方が当該ソースコードをダウンロードできる場所を知っているとして、貴社の代理人を名乗る者からその場所を直ちに知らせるようメールで要求された場合、当方は、直ちにその者の要求に応じるべきである、と貴社は考えていると解釈して良いか。

最後のはちょっと解説がいるかもしれませんが、警告のメールを送ってきたのが本当にマイクロソフト代理人とは限らないわけです。もし、犯罪者がこれを送ってきたとしてそれにすぐに「はい、ごめんなさい。ソースは○○から入手しました」等と返答したら、その犯罪者がソースを入手してしまうわけです。妖精現実さんとしては、そのメールの送信元がマイクロソフトであるのか悪人なのかそれともその両方であるか、全くわからないわけですから、うっかり返事するわけにはいきません。

マイクロソフトのそのようなインターネットというものに関する根本的な無理解が、今回の事態を招いたと、暗に批判しているわけです。

妖精現実さんにとってもマイクロソフトにとっても、笑い事ではない事態になっているようですが、とりあえず笑うしかない。

というか、このユーモアはいずれも、本質的なことを言ったらそれがそれだけでネタになってしまうという類のものなので、この笑いを記憶しておけば、この問題について最も重要なことをおおよそは理解したと言っていいのだと思います。