郵便局2.0 -- 過疎地のオフィスを活用する方法

誰か書くだろうと思ってたけど、誰も書いてないっぽいネタ。

郵政民有化で、過疎地の郵便局がなくなるって話は、基本的に間違っている。日本全国の過疎地にまんべんなくオフィスを配置している企業は郵便局しかない。宅配便屋さんは荷物を届けるネットワークは持っているけど、オフィスを持っているわけじゃない。電力会社や携帯電話会社は、全国に機械を置いているけど人は置いてない。

郵便局にとっては、人がいてオフィスがあって受けつけ窓口があるオフィス群が、競争力の源泉だ。これまで法律が足かせになって、決まったことしかできなかったのが、これからは何でも好きなことができるようになるのだ。この企業の経営者になったつもりで、これを活用する方法がないか考えてみよう。あるいはベンチャー企業を起こして、この会社と提携して何か事業ができないか考えてみよう。

近い将来、情報流に物流が追いつかなくなって、不均衡が発生するのは必然で、その時に配信系のネットワークだけでは機能不足だと思う。ある意味コンビニと同じだけど、全国規模で設置コストゼロですでに過疎地にオフィスがあるってことは強いですよ。

実は、投票日までに自分で素晴しいアイディアを思いついて、それからこのネタを書くつもりだったけど、結局思いつかなかったのでorz気味。しかしよく考えてみると、そんなアイディアがホイホイ出て来るなら、こんな場末のブログなんか書いてなくて、立派な社長日記を書いてます。

絶対、ヒソカに何か狙ってる奴がいると思うんだけどなあ。どうしても思いつかない。悔やしい。悔やしいけどしょうがないので、代わりに、例によって造語で逃げることにした。

「郵便局2.0」

これですよ。来年から「郵便局2.0」の逆襲がはじまります。