2003-06-01から1ヶ月間の記事一覧

80年代の筋肉少女帯

父の日で家族がなんか買ってくれるというので、これにした。全体的に三柴江戸蔵に焦点が当たってる感じ。江戸蔵という名前に似合わない超絶テクのピアノがたくさん聞けて、おまけにMC(声の方はいかにも「江戸蔵」という感じの野太い声)まで聞けて期待以上で…

待ったはしたい、だが・・・

俺くらいのヘボ将棋だとたまにはズルをして勝つのもうれしい。しかし有段者になると、互いに全ての駒の配置を覚えているからいくらよそ見をしていてもズルできない。そもそも彼らにとって、将棋というのは盤面でなく、棋譜である。一局が一連の指し手として…

「つくる会」批判をパ的に批判する

「つくる会」と「朝日」の歴史観を比較すると、真偽の観点で言えば俺は「つくる会」に分があるような気がする。しかし、その動機と言論が社会に及ぼす結果については、とても支持できないものがある。覚えたばかりの(だから使ってみたいの)哲学用語で言うと…

「[http://amrita.s14.xrea.com/files/tada.htm">タダ働き」が

こないだのあれがリンクされてる。しかもあの「無料動画の情報満載 動画普及委員会」さんちだぞ。「今日のサイト紹介」ってとこだぞ。うちとは楽しさが違うんだぞ。んで「タダ働きをする理由は「楽しいから」。すばらしい。」とか言ってもらってるんだぞ。と…

金のためならなんでもやれ

欲に目がくらんで本当に金のために何でもやる奴なら、今ならGoogleの真似をするしかない。俺にはできない。IT産業における圧倒的な生産性の格差を知っていて、頭のいい奴を集めて好きにさせるとものすごく金を増やすという実例を研究していても、もし自分の…

P2P式の井戸塀

「井戸塀」という言葉がある。昔は政治家をやると持ち出しが多くて、身上つぶして井戸と塀しか残らないという意味だ。洋の東西を問わず、金持ちはいざという時のために財産を集積して管理していて、いざという時はパーーーーッと使ってしまうものだ。昔は上…

翼を失なったイデオロギー

今の右翼/左翼の人たちには右欲/左欲という言葉のほうがふさわしい。だが、昔の政治的人間に欲がなかったわけでなく翼によって欲が覆い隠されていただけだ。しかもその翼は自らの努力で獲得したものではなく、時代精神としてそのような言葉や思想の力がただ…

政府にはマイナスを減らす政策を望む

基本的にはオッケーなんですけどね『たまたま会』日誌 hogemoge diary(2003-06-13)より。 知らなかったよ。世界中で一番検索されている言葉はDragonball、それも2年連続(Lycos調べ)。コミックスは世界中で2億6千万部以上出てるらしいし。 SONYの黄昏みたい…

斎藤環氏に聞く ゲーム脳の恐怖

『ゲーム脳の恐怖』に対する痛烈な批判。いや、痛烈というのはあたってない。ただ学問的な観点からあの本の間違いを淡々と述べているだけである。でも、それだけで充分痛烈になってしまう。しかし、他に誰も言わないのが謎。

過労死

実は俺も妻に「家庭生活が破壊される」と怒られて、前の会社をやめた。必死で抵抗したのだが、7年間怒られ続けて観念した。彼女は誇張でなく、本当に残業するたびに毎回毎回怒り続けたのだ。無理矢理やめさせられて、俺からベリベリと音を立てて「会社」が剥…

他人の携帯電話の話し声が煩わしいのはなぜか?

興味深い。From FlowerLounge はてな版。

「彼女たち」の連合赤軍―サブカルチャーと戦後民主主義

この女性にとって、オウムはセックスしなくてはならないという抑圧に対して解放をもたらしてくれたものである、無事の記(2003・5・27)にもここが引用されているが、この分析にショックを受けた。「恋愛して一人前」という見方は確かにあって、一人…

文章を書くための技術

完全に賛成。「個人」の探求 日本文化のなかでの中に、日米の作文教育の比較をした論文があるのですが、それによるとアメリカの作文教育はまさにここで述べられているスタイルです。型にハメて書かないと無条件に×で、それを反復練習するそうです。日本の野…

俺も、ルールは守る。

大の方をするときは服をすべて脱ぐ俺。こんな俺でも小便器で大の方はしない。

ネクスト・ソサエティーを告知する

タダ働きが世界を動かすは、確かに「わかりやすさとインパクト」を重視して書いたので、まつもとさんが「誤解が生まれる余地がある」と懸念されるのはよくわかる。そこで、どういう誤解をされているのか考えようと思ってもう一度、匿名希望さんのツッコミを…

WEBが日記だけになる

白いカラスがいないことを証明しろ、さもなくば著作をするな、という素晴しい法律ができるそうだ。 技術はすべて一子相伝になり、著作物は全て自己満足の日記ばかりになりそう。実際の条文はここまであからさまじゃないけど、こういう運用がされ得る法律なの…

タダ働きが世界を動かす

Googleの現代IT産業における意義を50代、60代の人に伝えるの真似をして、オープンソースを専門外の人に紹介する文章を書いてみた。

ミッキーマウス 独占インタビュー

今さらですが、これ本当に面白いです。後半のインタビュアーが焦りだす流れが秀逸。こういうメタ言及的なジョークを俺も書いてみたい。(でメタメタにすべるとか(苦笑))

トラックバックってなに?

この説明はすごくわかりやすいです。

情報時代の社会秩序 〜ポストモダン論の立場から〜

ポストモダン社会または環境管理型社会というのは、さまざまな人々をいろいろな価値観のもとに放置しておきながら、身体もしくは環境を直接管理することで、何とか秩序維持をするというモデルです。そうすると、ある種の階層の人たちはその中でまとまってし…

先見の迷惑

初めてハードディスクのついたパソコンを使った日のことを思いだす。 わお、20メガバイトもある! もうこれで一生容量不足に悩むことはないぞ!本気でそう思ってました。自分がエライ人じゃなくてよかった。

チベット人の中国への強制送還は容認できない(アムネスティ発表)

しかし「中国がチベットに何をしたか、何をしているか」なんてどーでもいいんです。どうせ、ワァワァ言ってる連中だって、ホントのことはわかりゃしないんです。我々一般の人間が知らなきゃいけないことは、こういうことです。もし街を歩いていて胡錦涛に会…

小熊英二と小田実の見分けがつかない

1987年生まれの人がこんな失礼なことを言っている(2003.2.6の欄)。小熊英二ファンにはカチンとくるひとことだろう。まだ一冊も読んでない小熊英二ファンである俺もカチンと来た。よりよって小田実である。俺たち新人類世代(1960年前後の生まれ)にとって無責…

IP パケット − はるかなる旅

Googleダンスのしゃれた紹介。 それもとびっきり上手く踊るんだ。みんなが感心するくらいに。これを見てて思い出して検索してみたら、UNIX板の例の神スレの過去ログが見えるようになっていた。136から「春樹風IPSec」というネタがある。これはIPSecやIPV6の…

FUNと快楽は違う

休み中に「自由を考える」と「動物化する世界の中で」を読み終えた。ありえない仮定だがこれを20代で読んでいたら、俺の人生は少し違っていたと思う。俺は現代思想とか哲学はどうしても自分に関係ないものに思えてしまったのだが、この2冊は、まさに今自分が…

2ちゃんねるの稼働率の高さ

2ちゃんねるは意外に稼働率が高い。いつも動いているからこそ、閉鎖騒ぎの時にマシンが次々落ちていくことが驚きになったのだ。この事実はもっと注目されていいような気がする。単純なシステムでもトラフィックがバースト的に変動するシステムを安定運用する…

スラドJの敗因は「場」を作れてないこと

コテハン同士がぶつかってセッサタクマしたり評価しあっていくモデルは日本人には向いてない。残念ながら、それが証明されつつあるような気がする。太平洋戦争とかQC運動とかアンポみたいに、「場」を作ってそこに名無しさんが群れて集まるモデルだと、とり…

フィルタリングによって分割される世界

StrangeIntimacyでベイジアン・フィルターとアマゾンのつながりを指摘されてから、サポセン・コムの問題を読むとこれもベイジアンフィルターで解決できそうな気がする。いや解決せざるを得ない気がする。フィルタリングのような問題は、どうやったって全員の…

絶対ありません

「違反キップを切ったけど罰金払わないでそれが消えることありますか?」 「絶対ありません」 そう言われて、違反キップのデータを削除できないようにシステムを作ると、エライ人の駐車違反のモミ消しができなくて実運用で破綻する。官庁の仕事はあまりして…

スルー禁止

ワラタ。めちゃくちゃツボに来た。しかし正確には「スルーして給料もらうの禁止」ではないかと。あんまり関係ないけど、サッカーで絶妙のスルーは美しいね。センタリングされた奴がわざとスルーすると後ろにノーマークの奴がいてズドーン!。こういうノータッ…