1999-01-01から1年間の記事一覧

人を怒らせるモノカキたち

井沢元彦、近藤誠、*堺屋太一の3人は、私がいつも注目しているモノカキである。ジャンルも立場も本業も随分違うが、この3人はいろいろ共通点がある。 何故か人をよく怒らせる 発想は非常にロジカルであるが、科学的権威というものに逆らう この人たちの文…

堺屋太一「時代末」

堺屋太一*の「時代末」下巻が図書館にあったので、いきなり下巻から読み始める。この人はどの本でも同じようなことばかり言っているので、自分のような固定読者にはどこから読み始めても同じなのだ。「時代末」は昭和史を堺屋理論で詳細に検証して、今の日本…

「だんご3兄弟」のプロデューサー

「だんご3兄弟」のプロデューサーはIQのプロデューサーだった。

オンワードのコマーシャル

オンワードのコマーシャルで、かかっているスティービーワンダーの曲がすごくよかったので、曲名も知らないままCD屋に行った。いくつか彼のCDを手に取ってみたら、ちゃんと「オンワードCM曲Overtime収録」とか書いてあるんですね。さすが商売上手!。…

伊集院のラジオ

夕方、買い物に出たら青梅の梅見で渋滞していた。仕方がないのでラジオをつけたら、伊集院光が変なクイズをやっていた。電話してきたオバサンに「233から266にクロックアップしているが、アーキテクチャーはもとのまま。一般的にはブルーベリーが人気あるけ…

AI・吉本ばなな・無料のパソコン

コンピュータやソフトの業界は、案外はやり言葉に踊らされるものである。何かキーワードがあると、猫も杓子もそれにのっかって、バブルが生まれ「ソフト開発はXXXで生産性が10倍になる」「これからはXXXを知らないとソフト技術者は生き残れない」と…

「アムリタ」 吉本ばなな

サミー・ソーサのCMを見ていると、フォームの美しさにほれぼれする。これと同じような感慨を抱く作家が、私には3人いる。*村上春樹*と筒井康隆と夏目漱石である。この3人は、日本語の使い方において、天才的であり、熟練しており、うまさを感じさせない…

こころの骨折

誰でも一度や二度はつらい目にあったり傷ついたりしたことはあります。その時に、自分をはげましたり、問題に直接立ち向かって解決したこともあります。そういう経験から、*アダルトチルドレンや不登校の問題について、「もっと前向きに考えよう」「そんな嫌…

閉じこもり恐怖症

私のように家族が閉じこもりでどこへも出ないとなると、いろいろな所に事情を話して出ていけない理由を説明しなくてはなりません。これが体の病気ならたいした説明はいらないけど、こころの問題で外出できないというのは、なかなか理解されなくて大変です。 …

My best of 田口ランディ

94年頃だと思うけど、会社で「インターネットというものがあってこれは凄いことになる」と誰かれかまわずわめいていました。その頃は、個人向けダイアルアップのサービスがIIJとリムネットくらいしかなくて、ソフトウエア技術者でも「インターネット」とい…

「約束された場所で」 村上春樹

村上春樹のエッセイを読んでいて一番不思議だったのが、「走る」話だ。この人は、結構本格的なランナーで、毎日のように相当な距離を走る。ギリシャに住んでいる時に、朝、走ったら現地の人にすごく不思議な目で見られたとか、ホノルルマラソンに参加したと…

RealAudio・ピンクフロイド・トランジスタラジオ

RealAudioのPROXY(中継プログラム)を開発していた時、テストのためにいろんなサイトを聞きました。アメリカのラジオ曲の放送をそのままライブで流しているサイトがあるので、その中からいくつか聞いていたら、ピンクフロイドの「狂気」が流れてきたのです…

松坂初完封

松坂、初完封。面白かったのは、相手投手のジョニー黒木のコメント。「前回、末恐ろしい奴だと言いましたが訂正します、彼はすでに恐ろしい」。

電波少年・まぐまぐ・情報通貨

誰かが「私はテレビの専門家です」と言ったらどんなイメージを浮かべますか?ディレクターとかプロデューサとか脚本とかテレビ局に出入りする人じゃないかと思います。ひょっとして、テレビの回路を設計する技術者とか想像した人も少しはいるかもしれません…

読書ノート:「ここまで来たインターネットビジネス最前線」竹村健一

まず「このタイトルだけはなんとかならんか!」というのが第一印象です。しかし、内容は非常に濃い本です。私はインターネット関係の商売をしてますので、そこで使われている技術の詳細はよく知っています。いろんなサイトやアプリケーションに関する情報も…

ビートルズ・インターネット・ハロウイン文書

私のインターネットに対する気持ちの底にあるのは、「ビートルズの解散」という出来事です。といってもリアルタイムで現場を見たわけではありません。中学生くらいになって、ラジオを聞いていて、耳にとまったのがビートルズの「抱きしめたい」や「She loves…

小沢一郎・UFO・土地神話

小沢一郎という人はどうも発言を曲解されることが多いような気がします。先日、彼の発言を生で聞いて翌日新聞を見たら、全然言っていることと違う報道になっていました。問題になっているのは、自民党と自由党が連立するにあたり行っている政策協議です。い…

荒井由美

私は、*ユーミン*が好きですが、おそらく私のような変な聴き方をする人は他にいないと思います。まず第一に、ユーミンのCDを聞く時に、リズムセクションを目当てに聞きます。具体的には林立夫のドラムと細野春臣のベースが聞きたくてユーミンのCDを聞く…

「仏陀L」筋肉少女帯

およそ、芸術とは狂気とか恋愛とかあの世とか、自我、つまり日常的意識にないものを表現しようとする。そう考えると、詩人や小説家などの言葉を使う芸術家はすごくハンデをしょってるように思えることがある。音楽であれば素材は音、絵画であれば素材は色で…

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古い文章で、自分としてそこそこ気にいっているものをリストアップしました。1999年 Judy and Maryと自立した個人 オープンソースジャーナリズム アルティミシア城顛末記 MSは「死に至る病」に感染しているか? -堺屋組織論による分析の試み- 2000年 椎名…

このブログについて

このブログは、私、essaがネット上に発表した文章をまとめたものです。以下のコンテンツをtDiaryで公開しています。圏外からのお便り1999/01〜2001/11のデータは「圏外からのお便り」というホームページに発表したテキスト、日記を変換したものです。文中の…