伊集院のラジオ

夕方、買い物に出たら青梅の梅見で渋滞していた。仕方がないのでラジオをつけたら、伊集院光が変なクイズをやっていた。電話してきたオバサンに「233から266にクロックアップしているが、アーキテクチャーはもとのまま。一般的にはブルーベリーが人気あるけど、個人的にはライムが好き」だという問題文を読み上げて、「さてこれは何に対するコメントでしょう?」

ルールは、2時間の間何をやっても誰に聞いてもいいから、正解を見つければ1万円。誰に聞いてもいいというのがミソで、本人の知識より人脈で決まるという面白いクイズ。とは言え、50過ぎのオバサンにiMacのことを聞くのは酷だよ!と思っていたら、2時間後、このオバサンちゃんと正解を答えました。「アーキテクチャ」を辞書で引くと「電算機の基本設計」とあったので、これを頼りに電話しまくって「姉の息子の奥さんの友達」にパソコンに詳しい人がいて、その人に教えてもらったそうだ。

でも驚いたのは、その後で伊集院が「でも奥さん、今でも本当は何のことかわからないでしょう?」と聞いたら、「あのテレビでやってるきれいなパソコンでしょ?」と答えたこと。知ってたんだ!う〜むJobs恐るべし。

しかし、このラジオ面白いです。その日は悪役商会ガイドライン関連法案の説明をさせていた。悪役商会の恐いおにいさんが「おう、伊集院!おめえの組(日本)が出入りになったら、俺の所(アメリカ)が駆けつける。それなのにおめえは、俺の組の出入りがあっても知らん顔か?まあ、先代の遺言(憲法9条)でドンパチできねえのはしょうがねえ。しかし、てめえ俺たちに出入りの後でわけえもんの怪我の手当とメシくらいは出すだろうなあ(後方支援)」伊集院はおもいっきりびびりながら「怪我の手当とメシは出入りじゃないからいいです」「じゃあ、出入りの時に若いもん集める車くらは出すよなあ?」「はい、車も出します」「じゃあ、その車にハジキもつんでくれるよなあ(武器弾薬の輸送)」「はい、いえ、あの・・・拳銃運ぶのは出入りになるのかあ(ここが国会の争点)・・あれ?どっちだろう」と、やってすかさず悪役商会が「よし、じゃあ小林あとはまかしたああ」とか言うと、小林という解説委員が集団的自衛権の説明に入るという調子で、メチャクチャ笑えるしわかりやすかったです。前に聞いた時は、山田まりあに高齢化問題を説明させたりして、これも非常にポイントをつかまえた説明で、お笑いやアイドルはみんな頭いいなあと思いました。