鶏口牛後2.0

たつをの ChangeLogで見かけた言葉。

大きな組織の末端で大した成果を残せず終わるより、小さな組織のトップになって活躍する方がいいという意味。

いくつかの鶏口を Mush-up すると簡単に牛頭ができてしまう時代にこの言葉の意味は大きい。

一方で、無断リンク禁止にでもしなければ(したらなおさら)あちこちからツッコミが入ってきて、どんなローカルな世界でも簡単に鶏口な気分を維持できない難しさもある。「前後」を言えば、結局座標軸が連結されて、世界の中での偏差値を無意識に意識してしまう時代ですから。

「口」は先頭に立つので、風に当たり、風を感じることができる。しっぽは安全であるが風に当たることはできない。むしろ、これを強調して、自分を晒すことの価値を表現する言葉にできないだろうか。「牛にリンクするより、誰かに言及される鶏であることの幸せ」とか。

そう言えば、鶏口な人が書くブログはたいてい面白いですね。