コメントスクラムとロジックスクラム

ネット右翼」を批判する言葉として「コメントスクラム」という言葉がありますが、相手の言葉に答えることなくコピペで同じことを繰り返しているような場合には、その言葉がふさわしいと思います。

しかし、今回の「捏造記事」問題など見ても、一斉攻撃ではあるのですが、それぞれの人が違う観点から考察されています。同じロジックを違う言い回しで繰り返しているような人は、あまりいません。

情報ソースも多様だし、そこから展開するロジックも多様ですが、お互いに参照しあっていますので、それぞれが組み合わさって、より強固な結論を導きます。

そういうふうに、個人の多様な観点が組み合わさることで結果的に一斉攻撃となった場合には、「ロジックスクラム」という言葉のほうがふさわしいような気がします。

霞が関官僚日記:ネット右翼雑感 で考察されている、左翼的な動員の方法と対照的です。