PICSY blog: ホリエモンがPICSYをライブドアポイントに採用か

4月1日付の記事なんだけど、エイプリルフールではないみたい。


すべての取引が投資になる貨幣というのが、資本主義の理念を徹底しており、ホリエモンの興味をひいた

ラーメンを食って元気になっていい仕事をすると、自分も儲かるけど、そのラーメン屋も儲かるというのがPICSYだ。

ラーメン屋が受けとった500円硬貨が、しばらくすると成長して600円になり700円になり、1000円、10000円になっていく。あるいは、逆にしおれていき、300円、200円になり、10円玉になってしまう。

どちらになるかは、ラーメンを食った人のそれ以降の人生にかかっている。

つまり、ラーメン屋はラーメン食った人の株を買ったのと同じで、その株の上がり下がりに一喜一憂することになる。「すべての取引が投資になる貨幣」というのはそういうことで、金の支払いのたびに、相手とそういう関係が発生することになる。

そういう世界で儲けるためには、人を元気にするものを売らなくてはならない。

このブログは、読者に凄い人がいっぱいいるわけだが、そういうブログはPICSYのある世界では有利である。私がこのブログをPICSYで有料化したとすると、たとえ100円の支払いでも、読者があちこちで活躍することで、私の手元にある100円玉が増殖することになる。

私がリファーをこまめにチェックしているだけで、面白いネタを苦労せずに拾えることと似ているかもしれない。ここにリンクしてくる人は、あまり有名でないブログでも面白いものを書いている人が多いのだ。

私は、誰が読者なのか(ごく一部のコメントする人、言及する人以外は)知らない。どこで何をしているのかも知らない。それはPICSYがあっても同じ。ただ、手元の100円玉が増殖しているのを見て、「ああみんながんばってるなあ、俺もがんばろう」と思えるわけだ。匿名性を維持したままで、そういう価値の伝搬を実現するシステムがPICSYである(と思う)。

単純に考えると、自分の客を尊敬してなければ、PICSYには興味を持てないはずだ。胴元として儲けようという考えならば別なんだけど。

ホリエモンという人は、私が思っていたより面白い人なのかもしれない。