SoulHack #3 「葛藤」を財産として意識的に管理しよう
技術評論社のWebマガジン、エンジニアマインドのNO3.が公開されました。合わせて、私が連載させていただいている記事の第3回も公開されました。
しかし,「葛藤」(「変化」でも「対立」でもない「葛藤」)が無い所にある問題は,ネットによる情報共有が解決してしまいます。そして,そのような静的な知識は,一番大きな組織,一番優秀な組織に独占されてしまいます。ソフトウェアの世界がその典型ですが,知識労働,すなわち一人一人が「判断」を行う必要のある仕事では,大なり小なり同じ構造があるはずです。静的な知識,整理された単一の価値観から経済的な価値を生むことが難しくなっています。
したがって,企業も個人も,意識的に「葛藤」の中に身を投ずる必要があるのです。それが,日々のタスク遂行の中の混乱として表われてきます。それを管理するために,GTDのようなツールが必要になるわけです。
gihyo.jpでは、Lifehacking.jpの堀さんによるGTDの生みの親 David Allenさんのインタビュー記事も公開されています。これも見逃せません。