中国で政争勃発か?

「日系企業相手に民間賠償訴訟中国で起こす」反日団体責任者

童会長は、裁判で訴える相手としては、中国内の日本企業の事務所などを挙げている。

よくわからないけど、中国国内の裁判で勝ったら、今中国に進出している日本企業から賠償金を取れるということ?

これについては、日々是チナヲチ。:対日賠償請求問題――これはいよいよ香ばしい。という興味深い分析があります。


日々是チナヲチの御家人さんは、これを胡錦涛派と反胡錦涛派の政争が激化したことの表れと見て詳細な分析をしていらっしゃいます。サワリだけ引用すると

「香ばしい点その2」は、同会のメンバー人民解放軍の退役将官や党・政府の元高官といった意外な顔ぶれが多数名を連ねていることです。『明報』(2006/04/04)によると、例えば第二砲兵部隊政治委員の史可信大将、北京軍区空軍副司令官・劉玉堤中将、同じ北京軍区空軍副司令官だった王定烈少将など、いずれも退役してポストから退いてはいますが、あるいは隠然とした勢力を有しているかも知れない面々です。

ちなみに、胡錦涛御用新聞である『中国青年報』、胡錦涛擁護に回っている軍主流派の『解放軍報』は同会に関する記事は一切掲載していません。黙殺しているあたりがいよいよ政争の香りなのですが、逆に「新華網」などに足並みを揃えて『中国青年報』や『解放軍報』も同会のニュースを報じ始めたら、それはそれで大変なことになるでしょう。

詳しくは、上記記事と、日々是チナヲチ。:政争勃発か?対日戦時賠償請求、中国での訴訟実施へ。をどうぞ。