広東省深セン市で千キロの豚肉を緊急回収、大紀元は「作業員の急病が原因」と報じる


大紀元8月15日】中国国内紙「南方都市報」の報道によると、13日午前、中国南部の広東省深セン市内のスーパーマーケットで、豚肉の販売が停止され、市民に過去二日間に購入した豚肉を食用せず、現地の検疫機関に届けるようにとの通告が出されたという。

日々是チナヲチ。さんが豚の奇病再燃?――感染地拡大で香港が緊急措置。で、これを取り上げて分析されています。


8月15日付の香港紙の多くがトップ扱いで報じたのですが、『蘋果日報』『明報』『東方日報』『太陽報』(2005/08/15)などによると、香港と境を接する深セン市が先週土曜日(8月13日)、南山区など市内の市場などで販売されていた豚肉を一斉に回収し始めたのです。回収しただけでなく、「豚肉を買った者は当局に差し出すように」という通達を街のあちこちに貼る一方、住宅地にも担当者を派遣して一世帯ごとシラミ潰しに「豚肉狩り」を行ったとのこと。食べてしまった市民については名前を登録させる徹底ぶりですが、理由は明らかにされていません。

それで、ある親中紙が「河南省で連鎖球菌に感染している豚が発見された」という「真相」をスッパ抜いたそうですが、


……というより、中共当局がこういう形で情報を流したのでしょう。人事異動や政策変更などといった中共政権の情報は常に『香港文匯報』か『大公報』から報じられるのがお約束です。ただし、こういう形で情報を流すことで「これが真相」と信じ込ませ、実はより深刻な事実を隠している、ということもありますから油断がなりません。

大紀元の続報は、ソースが無いのですが情報はかなり具体的で、不幸にも日々是チナヲチ。さんの懸念が当たっているのかもしれません。

豚肉緊急回収事件 5人死亡が事由


深セン市内13日に発生したスーパーで販売していた豚肉の緊急回収事件で、調査により回収の理由が判明した。仕入先の深セン市南山肉食品加工場で、当ロットの豚肉加工に従事していた従業員5人が11日に急病で入院、12日急死したことが事由であるという。


現地の情報筋によると、当該ロットの豚肉は河南省の名義で仕入れたが、実際は四川省内江市のある国営企業から購入したという。 


深センの工場で豚肉が加工された際、作業に従事した従業員らが急病にかかり入院したが、許東平さん、王偉国さん、王連軍さんら5人が死亡した。病院側の診断では急性敗血症だという。死体の処理は、8時間以内に済ますようにと当局から要求され、死亡した従業員が接触した箇所はすべて消毒された。

http://society3.2ch.net/test/read.cgi/mass/1123062396/293


いや、時間だけなら豚連鎖球菌でもおかしくない


でも、直接の死因が敗血症となると激症だな/豚連鎖球菌だと、一気に死ぬとはいってもコレラのような死に方のはず/エボラか、類縁のエマージングウイルスか/敗血症だとあくまで感染→防御効かず一気に増殖→血液などの細胞死滅がメイン/細菌だと感染→増殖→毒素で死というパターンだからな/ウイルスの方が可能性高そうだと思うんだけど、発表は連鎖球菌なんだよな