きっこのブログについてのちょっとした疑問

きっこのブログ: とっとこハムスケ絶体絶命!は全般的に具体的で論理的に書いてあるけど、


ここまでの話で、伊藤公介が、どれほど薄汚いヤツなのかってことが良く分かったと思うけど、こいつよりも薄汚いのが、自分たちは手を汚さずに、伊藤公介のウワマエをピンハネしてたヤツラ、ようするに、政・官・財の三位一体の癒着の構図を作り、自分の部下たちに犯罪を強要して来たヤツラ、それは、森喜朗であり、安倍晋三であり、そして、悪のピラミッドの頂点に君臨するニポンの恥、コイズミなのだ。そして、現在は、コイズミの後ろで糸を引いてるのが森喜朗だけど、コイズミのアトガマにコイズミのお気に入りの安倍晋三が座れば、「森喜朗→コイズミ→安倍晋三」って言う癒着の構図は何ひとつ変わらず、これからも永遠に国民は騙され続けて行くってワケだ。この悪の連鎖を断ち切るためには、何としてでも今回の問題の真相を徹底的に解明して、9月の総裁選までに、ひとりでも多くの国民の目を覚ますことしかない。

ここで安倍さんの名前が出て来るのが唐突な気がする。他の部分と比較すると、ここだけ具体的な証拠との論理的なつながりがない。て言うか、後継が決まっているような言い方に思えるのだけど、安倍総理だけをつぶして、他の三人の誰かに後継総裁が転がりこんだら、きっこさん的にOKなのだろうか?

これ以外に安倍さんの名前が出て来るのは、


で、この伊藤公介の資金集めパーティーには、安倍晋三をはじめとした閣僚7人の他に、森喜朗も出席を予定してた。


学歴詐称のコイズミのアトガマを狙ってる学歴詐称安倍晋三が、学歴詐称の伊藤公介のパーティーに出席を予定してただなんて、

の二箇所で、どちらもマスコミに出ているネタであり、伊藤公介議員の疑惑とは衝撃度がぜんぜん違う。

安倍入閣直後の、きっこのブログ: コイズミさんに座布団1枚!という記事では、4人の後継者候補の中で、安倍さんだけが特別に批判されているわけではない。この一ヶ月半の間に、きっこさんは後継総理が安倍さんに事実上内定したとみなして、安倍さんに攻撃の目標を絞ったのか?

そんなに安倍さんを意識するのは何故?

安倍さんだけはどうしてもつぶさないといけない理由が何かあるのだろうか?彼の何がそんなにやっかいなのか?

それと、これが民主党ルートから入手した情報だとすると、この調査力がどうして去年の総選挙で発揮できなかったのだろうか?「ヒューザー」というヒントがないとこの能力は一切発揮できなくて、このヒントが与えられると、突然、ビシバシネタが出て来るのはなぜ?

あと、小泉さんの近くに、これだけズブズブでワキの甘い人がいたとしたら、自民党の中で小泉さんと敵対していた人に狙われなかったのは何故?橋本さんや野中さんが引退に追いこまれた旧橋本派が、なすすべもなくやられてしまうくらいなら、肉を切らせて骨を断つ作戦で、このあたりを狙って暴露合戦してもよかったのではないだろうか。悪いことしてる同士だから、そういうことはわかってて、絶体絶命に追いこまれたらそうなっていたと思う。これまでの自民党では、政争がどんなに激しくても一線を越えなかったのを小泉さんは越えてしまったわけで、最後の手段として仁義無き暴露合戦になってもおかしくない。

橋本派は、伊藤議員のことを全然知らなかったのか、知っていて黙っていたのか、黙っていたとしたら、それでどういうメリットがあるのか?

伊藤議員の疑惑は具体的で説得力があるので、それ自体を疑っているわけではないが、全体として何か腑に落ちないものがある。