そしてWEB2.0のガバナンスという問題が浮上する

楽天がTBSのっとりに手間取ってる間に、Googleが世界全体を手中にしてしまうかも。

もちろん、それは資本関係ではなくて「データロックインの中に世界を収容する」というはなはだ抽象的な征服なのだが、株を買収するという話も随分抽象的なことで、去年までは日本人の大半が理解できなかったことだ。抽象的な権力は、理解されることで実用的な権力に化ける。数年したら、自分たちが抽象的にGoogleに所有されていることに、誰もが気がつくのかもしれない。