中国はどれだけ「買い」か?

言及されている日経の記事は、ていねいな定量的議論によって「成長の質」を論じるというもの。きちんとした本格的な経済学の香りがする。

あまり関係ないけど、上で私が問題にしてる「特異点」はバブルの崩壊と似ている。時間的な特異点がバブルの崩壊で空間的な特異点がひきこもり。

バブルの最中に経済や株に詳しい人に「これはいつ終わるんですか?」とか「どういう仕組みで無限に続くんですか」とか聞くと、すごくイヤな顔をされた。何かタブーを口にしてしまったような感触が残って、なぜか「もうしわけないことをしてすみません」とあやまりたくなるような気分になった。そういう「特異点」を避けたがる雰囲気が似ている。そこを気にしなければ、無限に儲かる理屈が通って都合がいいから。