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世間の目から見て一言で言えばたるんでいる、ということになるだろう。
結局は一人ひとりの問題だ。
そこから再出発することだ。(原委員)
どうぞ、「朝鮮語の読めない記者が朝鮮語の封筒を盗み見た」という事実から再出発してください。
膨大な日々の報道の中での一つの過ちだったとはいえ
当事者にとってはその一つこそが大切だ。
こうしたことが起きたのはきわめて残念だ。(浜田委員)
確かに「朝鮮語の読めない記者が朝鮮語の封筒を盗み見た」という事実が大切だと思います。
実際にいいことも言っている。
むろん、発表したものだけ書くのではジャーナリズムではない。
たとえ「盗み見」といわれかねない方法でも公権力の疑惑などを報道するという気構えは持つべきだ。(原委員)
「朝鮮語の読めない記者が朝鮮語の封筒を盗み見た」という発表の背後に何があるのかを取材して書くのがジャーナリズムだと思う。
この重要な指摘を他社も噛みしめてほしいものだ。