朝日は「たるんでる」で終わりにするつもり

朝日新聞の「報道と人権委員会」を読んだ。三人の識者が「第三者機関として社内調査の結果を報道と人権の視点から審議」したものだ。朝日新聞の要請どおり朝鮮語の読めない記者が朝鮮語の封筒を盗み見た」という社内調査を前提として議論している。

一記者の暴走とそれをチェックできなかったデスク(支局・本社)の怠慢という構図で終わらせようという意図がみえみえで、二度とそのようなこと、つまり個人のミスがないようにいましめるという主旨に終始している。各委員は、そのような「過ち」や「怠慢」については厳しく指摘している。

そりゃ確かに、朝鮮語が読めないのに朝鮮語の封筒を読んでしまうというのは大変な暴走であるとは言えるが、「過失」や「怠慢」からこのようなことが起こるものかどうか、俺には判断がつかない。識者の判断を尊重するしかないだろう。