柏崎刈羽原発「閉鎖すべし」 学者らが声明

地震学や材料工学の研究者らで組織する研究者グループが21日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発は「運転再開を前提とせず、閉鎖を視野に事後処理をするべきだ」とする声明を発表した。経済産業省にも声明文を送るとしている。

これについて気になるブクマコメントを見かけたので

アンカテの中の人はこれをも技術者の純粋な判断への政治的干渉というのだろうか。

そんな風には思いません。

科学的論理的に批判し情報開示を迫り、文系の東電社員を論破して蹴散らさなくてはならない。技術のわかる人間でないと対応できないような種類の強烈なプレッシャーを東京電力にかける必要がある。そして、未確定な部分や確率を含んだ新しい品質保証の体系を引き出さなくてはならない。

と書いたことに近い理想的な展開だと思いますよ。

声明を出したのは、「国の新耐震設計の検討会の委員だった石橋克彦・神戸大教授(地震学)や、中性子による原子炉の劣化を研究している井野博満・東京大名誉教授(金属材料学)ら4人」だそうですから、そういう学問的な議論が行なわれることは良いことだし、それに答えるには東電も技術系の人が主体になって対応しないといけないのではないでしょうか。