はて☆スタをMLとして使用する例
はてなスターとはてなメッセージは、実際に使ってみないと見ることのできない画面があるので、実際に使う場面のスクリーンキャプチャを取ってみました。
私id:essaと私のサブアカウントid:amrita2の間で、アンカテ(Uncategorizable Blog) - QuickMLよりquickなMLサービスとしてのはて☆スタに書いたようなやりとりを行なうという想定です。id:amrita2が何らかのイベント(臨時コミュニティ)を主催するブログ主で、id:essaがそれに参加する人です。
まず最初に、id:amrita2が、自分のブログで、コミュニティ参加を呼ぶかけるエントリを立てます。
実際には、ここに「○○したい人はこのエントリに☆をつけてください」というタイトルと、その○○の内容についての本文が書かれていると思ってください。
これを、id:essa(id:amrita2と関係の無い一般の人)から見ると次のように見えます。
つまり、コメント欄の記号は表示されていません。
ここで、id:essaがこのコミュニティに参加したいと思ったので、参加希望の意思表示として「add star」をクリックして☆をつけます。
id:amritaは、定期的に自分の書いたエントリをチェックして、☆がついていないか確認します。☆があった場合は、そこにカーソルを合わせると、その☆を誰がつけたのか知ることができます。
そして、その☆をクリックすると、その人(id:essa)のはて☆スタのページを開くことができます。
この右下に「Blogs」という項目があって、このid:essaなる人が、はて☆スタを設置して運営しているブログがリンクされています。ブログ主のid:amrita2は、このブログを見ることで、☆をつけてきたid:essaがどういう人であるか知ることができます。それで、この人に参加してもらっていいと思ったら、その中のどれかのエントリに☆をつけます。
id:amrita2(ブログ主)がid:essa(参加希望者)に☆をつけることで、id:essaはid:amrita2のFriendsの一人となり、id:amrita2のメッセージ欄を見ることができるようになります。
この後、id:essaから元のブログを見ると次のようになっています。
吹き出しの形のメッセージ欄のアイコンが表示されているので、これをクリックして、メッセージを書き込みます。
このメッセージは、次のようなメールでid:amrita2に通知されます。
差出人 essa宛先 amrita2 <(amrita2が登録したメールアドレス)> 日付 Sun, 15 Jul 2007 04:15:20 UT 件名 はてなスターテストのためのエントリ テスト http://d.hatena.ne.jp/amrita2/20070714#1184471907 http://m.hatena.com/
同時に、id:amrita2のはてなメッセージのページに表示されます。
このエントリをクリックすると、このメッセージ欄に書かれたメッセージが表示されます。
そこで、id:amrita2が返事を書きます。
この返事は、上記と同じようなメールで、id:essaにもメールで通知されます。つまりはて☆スタのコメント欄への書き込みは、
- そのブログのブログ主
- そのコメント欄にそれ以前に書きこんだ人
に対して、メールで通知されるわけです。だから、これ以降は、どちらがコメント欄に書きこんでも、それがid:essaとid:amrita2の両方にメールで通知されます。
そして、m.hatena.ne.jp には、そういうやりとりをしたログが全て残っている(一ヶ月分?)というわけです。
このやりとりは、完全な私信というわけではなくて、id:amrita2のfavoritesである人は、id:amrita2のブログから見ることができます。これからid:amrita2が☆をつけた人は全員、id:essaの書き込みを見ることができるようになるので、id:essaからはパブリックに近いものであることを意識して書く必要があると思います。
一方、id:amrita2からは、自分が☆をつける時に、その人はコメント欄の中身を見ることになるということを意識している必要があります。とは言っても、相当はて☆スタをヘビーに使っているとしても、一ヶ月間に☆をつけることができる数には限度がありますから、実際には、ここを見るのはかなり限定された人になるでしょう。そういう意味では、プライベートな場所であるとも言えます。
はて☆スタにおいて、☆をつけるということは、この記事に書いたような簡易ML的側面のメンバー管理という以外にも、次のような意味があります。
- WEB拍手ツール、へえボタン
- ブログ主に対して「これ読んだよ」と知らせる
- 自分のブログへの準私信的なメッセージを送ることを許可する
- 簡易RSSリーダーへの登録(自分のはて☆スタトップページで、好きなブログの更新状況を知る)
これらの多様な側面が、一致している人、共通している部分が多い人にとっては、非常に使いやすいツールになるでしょう。私は、自分はどちらかと言えばそういうタイプであり、はて☆スタは自分にとって重要なツールになるだろうと感じています。
なお、上記のログを取る途中で、はてなメッセージの明細表示の画面が表示されませんでした。おそらく、サブアカウントと本アカウントの間のやりとりがあると、うまく表示されないバグがあるのではないかと思います。実際には、両者は同じ人ですから、こういうやりとりが発生する可能性はほとんどないので、実害は無いと思いますが、そういう問題がありました。