イラク―ユートピアへの葬送 スラヴォイ・ジジェク著
from Moleskin Diary
グアンタナモ収容所について、驚いて記事にしたら、すぐにその本質に関わる本を教えてもらった(ありがとうございます)。疑問を書くと、回答へのポインターが数時間で手に入るのは有名ブロガーの役得である。おかげで読む本が増えてしょうがないけど。
「この囚人に対しては、望むことなら何であれ、何をしようとも許される、と述べ」た。「なぜなら、彼は『およそいかなる権利も持たぬ、一種の人間の生ごみ』なのだから、と」
どの時代にも拷問はあった。どの戦争でも残虐な行為は絶えなかった。だが、それは「汚らしい秘密とされていた」。「今日、公にこのような見解を表明することが、そもそも可能ですらあるということ、これは真の破局である」
こういう国の同盟国の国民であることを非難されたら、どうしたらいいのだろうか?