リファクタリングと憲法改正

リファクタリングを専門外の人に説明するのに、憲法改正の例えはどうでしょうか?

解釈の変更で自衛隊を増設していくとまともな有事法制の議論ができないので、憲法自衛隊法をあるべき形に直してから有事法制に取り組むべきで、その憲法改正のことを「リファクタリング」と言います。憲法改正時には、自衛隊の役割や任務は変更しません(プログラムの機能に変更なし)。ただ、現在行なっていることに整合性のある憲法に変えるだけです。ただ、これをやっておくと有事法制をずっと作りやすくなります。

ただ、これをやるには自衛隊の実体が一切変更ないという縛りが必要になります。その縛りを与えるのがユニットテストで、これでガチガチに自衛隊を縛って、絶対に権限拡大(バグの作りこみ)をしないようにしてから、憲法改正をやります。縛れない場合は、憲法を変えるべきではありません。

という感じです。たとえ話をしてはいいような気がしますが、よほど相手を見て使わないと話が余計混乱するでしょうね。