個性はスタートであってゴールでない


我々はたったひとつのオンリーワン性を持っているが故に、それを追求し開花させる使命を持っている。オンリーワン性、つまり個性はスタートであってゴールではないのだ。そこから始まるものなのだ。そして、個性を追求すれば必然的に周りとの軋轢が起こる。当たり前だ。だが、このことをこの歌は隠蔽している。この欺瞞が違和感として感じられたのだ。/この歌(『世界に一つだけの花』)は個性の口当たりのよいところだけを歌っている。しかし、だからこそこの歌は売れたのだろう。

実に鋭い意見だと思う。