サルマンハッカー

正義感の強すぎる人は危ない。ロード・オブ・ザ・リングのサルマンのように、白魔道師は転向したり悪い奴に利用されやすい。

しかし、知的財産権の問題でプログラマを縛りすぎると、サルマンのようなタイプしかセキュリティに手を出さなくなる。自分が100%善意、100%正義であるという信念でもなければ、面倒くさいし危ないしやりたくない。バランス感覚のある人だったら逃げる。しかし、本当にやるべきなのはサルマンよりそういう人。

ハッカーという重要な資源の有効活用ができない社会は、社会の基本設計が狂ってる。それを直すのは、ひょっとしたら文化庁長官の仕事かもしれない。

officeさんがそうなのかはわからないが、もしそうだったら、おじさんが彼の中で正義感が暴走していることに、気づいてあげるべきだったのではないだろうか。