通報者見逃しは背任罪

今日は時間がないので、要点だけ書きます。

私は「善意の通報者には、知的財産権の問題を保留しろ」と言いましたが、よく考えると法的に請求できるお金を請求しなかったら、経営者は背任罪になる可能性がありますね。相応の合理的な理由があればいいんですが、(プログラマの感覚では当然あるんですが)「現在のOSに未発見の瑕疵がある」という前提が無いと、それは証明できない。しかし、それを言うとなんかのワナにはまりそう。

経営者は、現行の法規の元で会社の財産を運用して、利益を最大化する義務があるわけで、自分の思想信条でそれを曲げることはできません。知的財産権の問題は立法論として論じなければいけないってことかなあ。

(自分用メモ 青色ダイオードの裁判に関して似たようなことを論じた記事がどこかにあったので、あとでそれへのリンクをここに追加する)

(2/25 追記 青色LED訴訟地裁判決の批判の仕方でした)