リビアの六フッ化ウランは北朝鮮から

このニュースは、テロリストに核が渡った可能性を意味していて、非常に重大なことである。これまで対岸の火事だったEU北朝鮮問題に真剣になるし、チェチェン問題をかかえるロシアには死活問題になりかねない。そのため、これから国際的な合意のもとでIAEAは核査察を迫り、北が受けるにしろ拒絶するにしろ、一触即発の緊張状態となる。

小泉総理は、事前にこの問題を知っていて、

  1. その為に訪朝を急いだ(訪朝翌日からリーク開始)
  2. 経済支援はしなくてよくなることを見込んでいた空手形
  3. 実はこっそりと(核査察拒絶→国際合意違反→日朝合意違反で)経済制裁発動を可能にしていた

という説が、2ちゃんねるの一部で囁かれています。真偽はわかりません。説得力はある気がします。

「小泉総理は対米追随外交でそれなりに実利を得ている」と見るか、「ブッシュの大統領選挙向け花火に駒として使われている」と見るか、難しい所だと思います。いずれにせよ、もしこの説の通りなら、日本とアメリカの関係が、よくも悪くも緊密になっているのは間違いないでしょう。


六フッ化ウランは、製造のために特別な施設が必要で、ウランを濃縮する目的がない限り無用。北朝鮮が有する黒鉛炉では用途がなく、六フッ化ウランの製造能力自体が、ウラン濃縮計画の存在と直結する。

この通りなら、核開発計画の証拠となって当然重大な問題だし、何か裏があるとしたら大統領選に向けたアメリカの一連の陰謀(イラク問題をsageるための、北朝鮮age)の始まりで、どちらにしても重要なニュースです。また、2ちゃんねるで言われている通りだと、北朝鮮問題の国際的な意味あいがかなり変わってくることになります。単にテロリストに核という話でも大変なことだし、どう見ても日本のマスコミの扱いが小さすぎるような気がします。