会社社長との関連性浮かぶ?---Winny事件との関連を示すビデオ

京都府警は、ファイル交換ソフトWinnyウィニー)」の開発者を著作権法違反の幇助(ほうじょ)容疑で逮捕した事件に絡み、金子容疑者の特異な思想との関連性の疑いのある『1984』と称するビデオを入手した。

このビデオには「使いやすいコンピュータを作ることで、世の中の流れを加速し革命を起こそう」という、金子容疑者の特異な思想と非常によく似た主張が見られると言う。また、このビデオを制作した会社社長は、現在も「Rip-Mix-Burn」という宣伝コピーを用い、事業を継続している。この事業については「著作権に対する配慮が足りない」「RipとはRip off(奪い取る)だ」等という疑念を持つ業界関係者もいる。

さらに、同社長は、GUIと呼ばれる技術の開発によって、金子容疑者のWinny開発作業を間接的に幇助したのではないかという疑いももたれている。同府警では、現在、慎重にこの会社社長と金子容疑者の関連を捜査している。