人権条例軍拡競争

日々悶々lite - 人権救済条例


じゃぁたとえば大阪で似たような条例が出来て、広島で大阪人と鳥取人が罵り合いの喧嘩をして、どちらも地元の人権救済委員会に泣きついたら、いったいどうなるんだろう?

人権条例の強い方が勝つでしょう。

人権救済委員会を24時間稼働にして、夜討ち朝駆けで拘束してしまい、相手の動きを封じこめた方が勝ち。みんな恐いから、人権条例の強い県に引っ越すことになる。そうなると、各自治体が町おこしの材料として、「うちの県の条例は強いですよ」とアピールして、人権条例軍拡競争を繰り広げることに。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1129228537/518


悪徳会社は鳥取を本社にすればたとえば悪いうわさも流れにくくなるんじゃないの?

軍拡競争は冗談ですが、これは冗談じゃないかも。

http://news19.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1129228537/493

  1. 鳥取県の人権救済委員会と名乗るやからから電話が来る
  2. 「知りません」とつっぱねると後日葉書が到着。
  3. 文面には「協力を拒んだので科料として5万円支払え、無視をしたら氏名を公表する」とある
  4. 面倒を嫌った一般人が支払い→ウマー

オレオレ詐欺ならぬ人権条例詐欺ですか。これも無いとは言えないかも。

冗談を言っている場合ではないのですが、読売産経だけでなく、アカピー以上のサヨクだと定評のある北海道新聞にまで批判されてますね。

なぜ、そんなに急ぐのか?

離脱可能な独裁権力は、こんな馬鹿な条例への対抗措置という側面があると思います。特定の人たちのローカルな価値観でその外部にいる人を糾弾できるなら、そういう権利を自分たちも欲しいと思うのは当然。

軍拡競争は不幸な結果しか残しませんが、どこから軍縮を呼びかけるかの判断は重要だと思います。

田舎でこんな条例が通るのは、離脱可能性がないからです。共同体に縛られている人が多くて、自治体で動員かけて選挙に通る議員ばかり。簡単に離脱できないことを権力の根源としているわけです。

2ちゃんねる鳥取県も独自の馬鹿な価値観を外部に押しつけてくる迷惑な連中ですが、民主主義として民意を反映していると言えるのはどちらか?まずは離脱可能性の無い方から軍縮を呼びかけるべきでしょう。

「2ちゃんねら」という「ふつうの人」

ゾミ夫(うさちゃんピースを見て飛んでくるUFOが夕日に照らされている): 世界は「不愉快」を望んでる


私の結論としては、ふつうの人というのは全員マゾヒストであり、昔の軍隊の鬼軍曹みたいな陰険さを持ち合わせていて、みんなで「イヤ〜な話」を持ち寄ってはニタニタしている、というイメージだ。

確かに、テレビにはそういう側面がある。でもこの文の主語は、「テレビ視聴者」でなく「ふつうの人」だ。

2ちゃんねるに対してモノを言う時は、たいていこの類の文の主語は「ふつうの人」でなく「2ちゃんねら」だ。


ぜんぜん関係ないが、「こたえて……」の菊間アナがあんなことになってしまったのは、番組内のさまざまな「イヤなこと」の怨念の集積がさせたことではないかと、急にオカルトチックなことを書いてみる。

菊間アナの件がそうなのかはわからないが、「イヤなことの怨念の集積」というのも確かにあって、それがどこにどう作用しているか心配になる。

この人は、テレビのことを語っているように見えて、テレビを通して「ふつうの人」や「イヤなことの怨念」について、とても大事なことを言っていると思う。「ふつうの人」は不愉快が好きで、それがメディアを動かす力になることもある。

ARTIFACT@ハテナ系 - 2ちゃんねるでのパクリやパロディにオリジナルへのリスペクトはあるか?の中で、id:kanoseさんも、2ちゃんねるを語っているように見えて、2ちゃんねるを通して、すごく大事なことを言っていると思う。「対称性」というのは、大事な原理である。

テレビも2ちゃんねるも、総体として論じるのは意味がないが、そこを通して論じられることには、だいじなことがたくさんある。

そこで、テレビ視聴者や2ちゃんねらをどのように分類して、どのようにラベリングしていくかということには、それを書く人の知性や姿勢が現れてくる。だから、僕がこれらの文章の中に見るものは、nittagoroさんやkanoseさんの知性であって、これを読んでテレビや2ちゃんねるについて何かを学ぶことはほとんどない。

メディアというのは、動きだしてしまえばそういうもんだと思う。

そう言えば、テレビっ子ってもはや死語ですよね。

ゆかりタン萌えー

asahi.com: 新人3人、「ポスト小泉」語る 外国人特派員に英語でのテレビニュースで、ゆかりタンの英語をちょっとだけ聞いたんですが、ビビっと来ました。

カリスマの人たちの英語を浴びるように聞いていると、(英語力はたいして向上しないくせに)カリスマのオーラが聞き取れるようになります。そういう感触が佐藤ゆかり氏のスピーチの中にありました。というか、英語で話すと自然とそういうオーラを放出してしまう感じ。何事にもビジョンがちゃんとあって、ビジョンからトップダウンで言葉が出て来る感じ。たぶんこの人、WEB2.0会社のCEOもできるでしょう。

日本語でドブ板選挙をやると、それもちゃんとこなせる上に、そういうものを隠し持っていることが凄い。

これは全くの直感で言うのですが、この人は凄い政治家になると思います。

勝手に将棋トピックス - 佐藤康光棋聖の見る羽生善治四冠


羽生さんの強さを目の当たりにして、私ももっと強くならなければいけないと体内に染み渡るように思わされた。

同世代の棋士に、こう思わせてしまう所が羽生さんの偉い所ですね。みんな羽生さんに引っぱられて強くなっているんでしょう。

王座戦14連覇の年表を見ると、毎年、その時その時のシュンの棋士が登場していて、半分くらいは、そういう羽生さんによって潜在的な力が爆発的に開花した状態の人が出てきている感じがします。そういう人ばかり相手にしての14連覇だから価値があるんですね。