2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

オレオレ詐欺防止装置

上の記事で言及している話の危うさと面白さを少しでも多くの人に理解してもらいたくて、ひとつの例え話を考えてみました。()内は専門用語による意図の説明なので、一般の人は読み飛ばして下さい。電話でのオレオレ詐欺は、かかって来た電話だけ注意していれ…

ブラウザが警告をひとつも出さないこと

高木さんは、いつも物事の本質をつく。技術者にとっては、本質的であるがゆえの明解さとわかりやすさがあって、道しるべとして大変ありがたいものであるが、一般ユーザにとっては、逆に、本質的であることが難解さに見えてしまうような気がする。それが(無い…

「焼け太り系」の匂い

ミーガン法が気になるのは、そこに「焼け太り系」の匂いがするからだ。「焼け太り系」とは、このエントリの為に俺が作った造語であって、失敗すればするほど儲かる仕組みのビジネスである。どういうものかは、俺自身にもよくわかってない。ただ、不安を利用…

「再犯者率=再犯率」の嘘

さて、問題です。次の文章を読んで下さい。 久しぶりに野球を見に行ったら、球場がガラガラで私設応援団の一群が中央に陣取っていてやけに目立っていた。 なんとなく居心地が悪くて、早々に引きあげてしまった。 前に見たサッカーの試合ではそういうことはな…

ミーガン法のまとめ @ macska dot org

from Motoe Lab, MYU内容はこれから読むのだが、この序文に激しく同意。 ミーガン法を支持する方がこのサイトを読むと、内容が一方的で不当であるように感じられるかも知れない。そこで提案なのだが、そう感じるあなた自身が、ミーガン法を肯定する資料を集…

記識の外: 良い監視・悪い監視

ミーガン法的議論の進展に対する警鐘 それは、性的欲望の在り様における混沌とした状況の中で、操作的に「異常性欲者」「性的倒錯者」を可視化させることで、人びとを「私たちは、あの『変質者』に比べるとまだマトモだ」というように安心させる機能を果たす…

L'eclat des jours: 細分化する世界

この考え方を現実化したら、すごいものが産まれそうな気がする。

欲深な老人をいかに介護するか

「ハウルの動く城」を老人問題に関する分析と提言として見ると 介護者は被介護者から呪いをかけられている 介護者はかけられた呪いについて言語化できない 被介護者は呪いをかけることはできるが解除することはできない という設定は、現状分析としてなかな…