Tivo対電通

タイムシフト&CMカット視聴を売り物にしたテレビ録画サービスのTivoの日本参入が、電通にとって致命的な事態になる。これから、電通はそれを必死で阻止するだろうという話。

大前研一氏は自身が経営するテレビ番組「大前研一ライブ」「大前研一ニュースの視点」のなかで、「日本にだけ、なんでティーボが来ていないのかといえば、答えは電通。コマーシャルをスキップされたら、電通の存続そのものがダメになる。だから、死に物狂いで阻止する。米政府をバックにして電通を追い込んでいかないと」と発言。

しかも、皮肉なことにCMカットの技術は、日本の家電メーカーが提供しているそうだ。

電通というのは、単なる一企業ではなくて、これを壊すといろいろ見てはならないものが飛び出してくるから、政治家も既存メディアも必死になって守ろうとするだろう。日本を壊してでも電通を守りたい人がたくさんいるということは、覚えておいたほうがいいだろう。