将棋の消費について

情報たっぷりで面白いコラムでした。

兼業棋士としてのフリークラスは「なるほど」と思いました。高速道路化からくる、年収300万円時代、二極化の時代に適した方法なのかもしれません。そういう意味では、今世の中全体を覆いつつあるこの傾向が、将棋の世界では早くから直撃しているわけで、副業、兼業しやすい制度設計という観点は見習うべきものがあるかも。

それから、「スローライフ戦法「一手損角交換」に学べ」というネタは、私も考えていたのですが、これは書かなくてよかった。まあ、今だにどうしてこの世知辛い昨今の序盤戦で一手損して戦法として成り立つのかわからないからいいんです。

神吉宏充六段のセンスはいいですね。

私は、プライドやK1のスタッフが将棋中継やったらいいと思っていました。

「‥ロム、ウレッドコーナーーーーーー、ヨシハルハブウーウーウーウー。‥ロムブルーコーナーーー、トシユウキ、'アイアンマスク' モリウチー」とかアナウンスして、それぞれテーマソングにのって、ダンスしたり仮装をして入場してくるわけです。

羽生には「森内ィ、おまえなんか偽の名人だ!。三手で詰ましてやる」とか大口叩かせるんです。

中盤で長考していると、耳から出血してドクターチェックが入るんです。

そんなことしてると、ブラジルあたりから凄い奴が次々あらわれて、日本人が蹴散らされてしまうかもしれませんが。

それは冗談ですけど、バレーボールとかと同じような普通のテレビの演出にそのままのっけるだけでも、結構面白いとは思います。

それはともかく、僕が将棋のことを語ると、このくらい饒舌になってしまうはやっぱり熱い。再読したら前よりもっと印象に残る文章でした。