「Web化」と「オン・デマンド」に見る、昨今のデジタル・ディバイド

From 黒板ほ゜さん

デジタル・ディバイドによって分割された両側の世界は、それぞれ自律的に完結して動きだす。両者は、ごく狭い特定の接点のみで関係し、原則的に相互作用のない独自の「現実」を、それぞれ作り出す。

それは、社会システム理論で言う「機能分化」の一例であって、どちらかを唯一の現実、基準点としてとらえるような見方は、あまり有効ではないと思う。