計算機というものが大きく変わる予感2

今まで業務システムというと70%くらいは(もっとか?)データベースというものを使っていたのですが、Prevaylerというものができてこれを使うとデータベースはいらなくなるそうです。

真偽はともかく、このサイトがよくできていると思います。


Prevaylerはオラクルの9000倍速い

なんてセンセーショナルな文句でまず目を引いておくわけです。「9000倍?」とギョっとさせて、とりあえず次にデータを見せる。

「まあ全くの嘘じゃないだろうが、そんなにうまく行くもんか。どっかにごまかしがあるだろ」と???いっぱいの状態で「戻る」をクリックすると、PrevalenceSkepticalFAQ(疑い深いあなたの為のFAQ)なんてものが用意されている。

このページも各論に移る前に大きな疑問が三つ書いてあります。


データベースのあれやこれや今まで頑張ってきたこの努力をみんな忘れてしまえと、お前はそんな無茶を言うのか?

という質問に対して、短く "That's right"と書いてある。そこでもうブチキレですよ


Are you crazy? What if there's a system crash?

とわめくと、相手の罠にはまっていて、そこから順に何でデータを全部メモリー上に置いても大丈夫なのか、このシステムのアーキテクチャを説明されてしまう。普通だと眠くなるようなテクニカルな概略説明を、頭に血が昇ったまま一気に読まされてしまうことになります。

要するにユーザビリティが高い。これを読む人の目線でできてるんですね。

誰が書いているのか知りませんが、かなりのキレ者がこのプロジェクトにかかわっているのは間違いないわけで、そういう人の目線がこういう新奇なものに向かうという所から、時代を読まなきゃいかんような気がしてきました。

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