ブログは自分との対話
レベッカ・ブラッドさんのa history and perspectiveという文章の中で、非常に共感できる記述を見つけました。
サイトで自分の考えを発表することに慣れてくると、自分の考えを、自分自身やほかの人々に対して、よりはっきりと組織立てて語ることができるようになります。
自分の見解を毎日明らかにするにつれて、この自分の内面的生活への新しい意識は自分の視点への信頼へと発展することがありえます。
理想的には、彼は、より反射的でなくなり、より反省的になって、重大な問題についての価値のある見解および考えを見つけることになるのです。
あたりまえのようなことですが、この文章のようにブログについて書く側の視点、書く人にとっての効能を述べている文章はあまりありません。
私がここに書いている文章は、このブログがなかったら誰も見ることがなかったものです。それは当然のことですが、私自身もこのブログが無かったら、ここに書いてあることは考えもしないし見たこともなかったと思います。
つまり、ブログとは、既に誰かの脳内にあるアイディアを記述するものではないのです。書く人と読む人の相互作用によって動的に新しい何かが生まれる場である、と私は考えています。