北京で日本人バンドを絶賛、「雨降って地固まる」

なかなか心暖まる、気持ちが明るくなって来るニュースです。


 【東京=松永英明】中国・北京市音楽学校で10月2日に行われた野外ロックコンサートで、日本人の男性グループ「ブラフマン」が一部観衆から「日本人は帰れ」などのヤジを浴び、物を投げ込まれるなどの妨害があったものの、演奏を続けた結果、罵声が歓声に変わるという大きな成果を上げた。翌日以降出演した中国人アーティストたちの多くが、心ない観衆の態度を「最低の行為」と非難。音楽を架け橋に、両国のミュージシャンや音楽ファンの間で温かい交流が生まれた形だ。


 現場にいた関係者によると、演奏の準備が始まると、約5000人の中国人観衆のうち、舞台に近い一群が罵声(ばせい)を飛ばしたという。中には生卵や石片、土塊、ペットボトルやビール瓶を投げる者もおり、一部はメンバーの顔や体にも当たった。ところが、演奏を続けるうちに「出て行け」コールは消えて歓声ばかりに。予定された9曲を演奏後、楽屋にはファンが押し寄せ、メンバーの演奏を絶賛した。彼らは口々に、一部の心ない人たちの行為を謝罪したという。


 9月末に広東省珠海市で日本人による「集団買春」事件が明るみに出た直後で、反日感情を抱いている中国人もいたようだが、それが一部のものでしかないことを証明する結果となった。日中間のわだかまりを払拭するかのような素晴らしい演奏だったといえよう。

このニュースを一部の新聞が変な風に報道したそうです。イヤな思いをしてでも、その顛末を知りたい人はリンク先をどうぞ。このニュース自体に関しては、この文章に重要なポイントが全て含まれていますので、他の文章を読む必要はありません。

事実をゆがめず余計な思い入れ無しで書いても、世の中の素晴しさは伝えられるし、感情のこもった心暖まる文章は書けるものですね。

これからの新聞記者は、こういう人と競合してかなきゃいけないんだ。まともな文章書かないとどんどん添削されちゃうんだ。大変だなあと同情します。