精神医学者のお仕事


脳科学や薬理学の知見を積極的に使いつつ、患者の心理に配慮しつつ、家族との関係や社会状況を考慮するのが精神科医の仕事というわけです。精神科の病気には、たったひとつの原因と結果なんてものはないのです。

すごくよくわかる納得できる文章です。「たったひとつの原因と結果」だけを相手にできる仕事なんて無いのだろうなあ。

しかし、本題とは関係ない所ですが、精神の病気は「脳の伝達物質異常」と「割り切った態度を取ってしまったほうがヘンな偏見もなくなる」のはなぜだろうという疑問が残りました。