ポップ政策はどこまで真剣になれるか

これもcapsctrldaysから。


自らが現場に足を運び、審美眼と人間関係を地道に築くべきである。裏返せば、それくらいの覚悟がないのであれば、行政は彼らの資産に手を出すべきではない。

この二行で言い尽くされていると思う。

文化政策には審美眼が欠かせない。ヨーロッパではそれがわかっているから、貧乏人が、家に高価な絵画があって子供がそれを見て育つような金持ちを養育しているのではないかと思う。つまり搾取されてても革命を起こさないのは、金持ちの社会的な機能を搾取される側がなんとなく認識しているからではないか。搾取する側もなんとなくそれを感じていて、暗黙のうちに託された義務を果たそうとしている。

もしかしたら、我々はひきこもりにそれと同じ機能を求めているのかもしれない。