なぜかCVSのように魂と人格の関係を語る人が多い

向こう側にはリポジトリと言うものがあって、これは現世で見るソースとはちょっと違う特殊な形態になっていて、いろいろなバージョンの過去現在未来がが全部含まれている。その中の特定の地点を指して「チェックアウト」という操作を行うと、コンパイルしたり実行したりできる状態になる。ここでやることは一時的にリポジトリから切り離されているように見えるが、ひとくぎりの作業が終わると「コミット」という操作をして、今生でしたことを全部むこう側に反映する。その結果は次の「チェックアウト」に引きつがれていく。

このモデルで、何でこっち側が必要なのか?という疑問には一応の答えが出る。CVSリポジトリのようにあらゆる時間のあらゆる可能性がひとつになった状態ってのは、全知全能ではあるけど具合が悪いこともある。成長のための作業をするには、時空間を限定した別の形態に移行した方がやりやすいような気はする。