「コンセント」を誉める力

まず「朝倉ユキ」という主人公の名前が変。妙に通俗的な割にはリアリティーがない。美しくないセンスがない名前。サブキャラの書きこみが甘くどいつもこいつも存在感がない。前半で場面の転換が唐突で不器用な所がたくさんある。だから、後半のトリップの衝撃が霞んでしまう。伏線がネタバレしてる。説明的なセリフがたくさんある。

「コンセント」って悪口を言いたきゃいくらでも言える小説なんだよな。もちろんほんとは誉めたいんだけど、俺には力不足で誉められませ〜ん。

で、かわりに自分を誉める。 *田口ランディ*がおバカな芸能ネタのエッセイしか書いてない時に、俺は「ネットがあって一番良かったことは田口ランディを見つけたことです」と明言しました。俺って天才じゃないかと思う。