「リンク」というプロトコルに欠けているもの

J0hn D0e の日誌 - 教えて君問題と無断リンク問題から見えてくる「ネットに欠けているもの」とは

それはまあいいのだが、要するに、ここで「足りないプロトコル」というのは、たとえば、まず、

「(狭義の)リンクを張りますよ、というか勝手に張りましたよ」という状態 (今のアンカータグが書かれた状態)

になった後、張られたほうがなんらかのアクションを起こすことで

張られたほうが「結びつくことを認めますよ」と、承認した状態

または

張られたほうは「勝手にリンクを張られましたが、こちらは特に認めていませんよ」と認めない (この場合は、「リンク」ではなく、一方的に指し示しているだけの状態ということ)

の、どちらかの状態であることを、リンクをはったほうのページに表示する、(逆トラックバック的に、はられたほうがはったほうのページに情報を付加する) というやりとり(手順・プロトコル)を実装できれば無断リンク問題の多くは解決するのではないだろうか? ということ。

これは全くそのとおりだと思う。

リンクの承認の有無について、リンクする側とされる側がどのように表示するか(またはしないか)は、それぞれの自由であるべきだが、「リンクの承認」というプロトコルが無い為に、「承認の有無を表示するべき」という考え方の人同士でも、それを簡単には表示できない。それは、プロトコルの不備だと思う。