プログラマー日記:「優先順位」信仰への疑問

私は、思いっきり「優先順位に基づいて行動できない」タイプで、知らないうちにそれが引け目になっていました。だから、これを読んでなんか救われた気がしました。


「優先順位信仰」の問題点は、人間は興味の強さによって作業効率が大きく変わるという事実を無視していることだ。人間は、自分が興味のある作業だと効率は上がる。逆に興味がないと作業効率は落ちるし、極端な話だと興味がない仕事はしないということになる。仕事の締め切り前なのにぜんぜん別のことをやってしまうといういわゆる「現実逃避」も、確かに「いやなことから逃げる」という側面もあるが、「興味のわかない仕事はまったく手につかない」という側面もあると思う。

確かに、興味のわかない仕事は、定型的になりがちですよね。

「興味順位」がフラットな人は、優先順位で仕事を組み立てるのが適していると思うけど、「興味順位」に大きなデコボコがある人は、優先順位を決めてスケジュールを立てる時に、「興味順位」との相関関係を見てやらないとうまくいかないと思います。「現実逃避」とかは無意識にそのへんを調整していることである、と考えると、「興味順位」と「優先順位」を両方コミで調整していくようなビジネスメソッドが必要なのかもしれません。