リアル消防に説教

リアル消防(小学生)が荒らしまくった某サイトの暴言集とそれに対する回答。

ネタ元の読冊日記さんでは、「プチ『文明の衝突』」に注目しているけど、私はむしろ、後半の回答の方に目が行った。

これは、共通点が無い人たちといかにコミュニケーションを取るか?ということの、ひとつの模範解答に思える。もうちょっと冷静になった方がいいし、多少はツッコミどころもありそうだけど、60%や70%の完成度でも、とにかくコミュニケーションをとろうという姿勢に共感する。

逃げないでキレないでちゃんと真正面から言葉を発する人は偉いと思う。私はこの人を尊敬するし、大人だと思う。この国はもうじき老人ばかりになっちゃうとテレビで言っているけど、こういう大人が数段階レベルアップした人を、本来「老人」と呼ぶのではないか。老人が少なくなってガキばかりになってるんじゃないの。

前半の暴言集はムカツクし、いささか理解不能だけど、不祥事企業の言い分も、ナンセンスな定型文を取り去って意味を汲んでいくと、だいたいがこれと同じレベルのガキの暴言だ。同じくらい理解不能で同じくらいムカツクことも多い。だから、それほど驚かないし目新しくもない。というか、多少無理すれば、回りの大人の言動の本質を把み模倣する能力に秀でた頼もしい子供たちに見えないこともない。