ルサンチマン
jounoさんのツッコミより。
難しいので分解して箇条書きにして引用。
- キリスト教的ルサンチマンというのは、反感や憎悪をそのまま愛と同情にひっくり返すことによって復讐を行う独特の装置
- 憎むべき敵を「可哀そう」な人に転化する
- 彼らの「愛」の本質は、実は「軽蔑」
- もともとこの装置はぎりぎりの事情の下で、手向かいできないほどの強い悪い奴から勝利を収めるためのもの
- 本当は自分の方が強大で、勝利を収めているにもかかわらず、さらにそれを可哀そうに思い、同情し愛することでもう一度勝ってしまうという事ができるようになった
- 他にどうしようもない、という状況下で生み出された技法と形式上まったく同じ技法を、全然ぎりぎりでもなんでも無いのに、ずる賢く利用できるようになってしまったということをニーチェは「恥知らず」であると言う
確かにビックリするくらいつながりを感じます。