ほぼ日の吉本・糸井対談
3シリーズもあるんですね。
広告スポンサーにも、僕は、ある商品の、ある部分の欠点について、僕は述べますよって。ここは欠点だけども、そんなものは、どんな商品だってあるものだし、その欠点はありながらも、そのいいところは、ちゃんと伝えられるぞと。
確かに、昔のように、「ひとにぎりの知識人がおおぜいの大衆をひっぱっていく」というかたちに比べると、傑出した個人としての競争力は減ってきているのでしょう。ただ、総量としての豊かさは、明らかに、アップしているんじゃないかとぼくは思おうとしているし、思っているんです。
「知」と言うと、大げさですけど、「知のようなもの」のいちばん重要な部分は、正確さというか、正直さというか、自分がどれだけ嘘を言っているのかを判断していることではないか、と思います。
「自分がどれだけ嘘を言っているのか」をちゃんと把握することは重要だと思います。