捏造報道の暴力


以前、サンデーモーニングで、毎日新聞の岸井が「拉致被害者5人は、本当は北朝鮮に帰りたいんです。それを、救う会が邪魔してるんです」と、とんでもない発言した。


その直後に行なわれた、拉致被害者5人の記者会見、彼らは胸にブルーリボンをつけて現れた。これは彼らが反北朝鮮を鮮明にした画期的な出来事だった。家族の一人は「私らはブルーリボンをつけることに反対したんです」と語っていた。つまり拉致被害者が、自分たちの強い意志でリボンをつけたのだ。北にいる子供が危険になる可能性を承知してである。


理由はもちろん、岸井のおろかな発言に対する抗議だろう。岸井は、翌週のサンデーモーニングでは拉致問題に関して、だんまりを決め込み、謝罪どころか何もしゃべらなかった。これがこいつの本性だ。

取材しないで自分の思いこみだけで行なった発言が、ここまで拉致被害者を追いつめてしまうわけです。私はよく、心理学的、精神分析的観点から左翼を分析していますが、それは、こういうことを平気で繰り返すのは病的だと思うからです。