なぜ椎名林檎の*CD*を売ってないのだ!

近ごろのレコード会社は音楽のように見えて音楽でないものを売るのが商売だから、CDのように見えてCDで無いものを媒体として選択するのもある意味筋が通っているんじゃないかと思っていた。しかしそれは認識が甘かったようで、俺が椎名林檎の新譜のCDを買いに行ったら、椎名林檎のCDのように見えてCDで無いものしかおいてなかった。俺は椎名林檎のCDのように見えてCDで無いものでなくて椎名林檎のCDが欲しいと言ったが、そういうものは売ってないと言われた。そこで、じゃあ自分で椎名林檎のCDのように見えてCDで無いものから本物の椎名林檎のCDを作ると言ったら、なんとそんなことをするとアーティストのために何かしてるように見えてそうでない団体に目をつけられて、タイーホされてしまうという話だ。それは筋が通っているように見えて筋が通ってないと思うので、センキョに行ってなんとかしようとしたら、政治家のように見えて政治家でない奴にしか投票できないようになっていて、こんな国のように見えて国でない国なんかどうとでもなれと怒った。という不条理な文学のように見えるが不条理な文学ではなくてまぎれもない現実である文章を日記のように見えて日記でないものに俺は書くことにした。

結局、しゃくにさわるので椎名林檎のCDのように見えてCDで無いものは買わなかったのだが、俺はやっぱり椎名林檎のCDのように見えてCDで無いものでなくて、椎名林檎のCDのように見える上にちゃんとCDであるものが欲しい。